次亜塩素酸水による噴霧器を使用した空間除菌方法

空間除菌には除菌水での超音波式噴霧器が最適?加湿もできるウイルス対策

・公開日:2022.06.16最終更新日:2022.06.16

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感染症対策が日常的になった昨今、超音波式噴霧器を使った空間除菌が、オフィスや自宅でも行われるようになりました。

超微粒子のミストによって、部屋の隅々まで空気中のウイルスや細菌にアプローチできる点が、噴霧器を使った空間除菌の利点。

しかし、「使ってみるまで知らなかった」という噴霧器を使った空間除菌ならではの注意点もあります。

本記事では、超音波式噴霧器での空間除菌方法やおすすめの噴霧器、その効果と注意点などについて、詳しくご紹介いたします!

超音波式噴霧器を使った空間除菌方法とは?

噴霧器を使って空間除菌するには、まず、除菌をしてくれる除菌効果のある液体を入れる必要があります。

そこで使われる多くの液体が、「次亜塩素酸水」です。

次亜塩素酸水には、酸化作用によって浮遊しているウイルスや、身の回りに付着している菌などを不活化させる効果があります。

また、噴霧器の中でも、加熱式や気化式、超音波式と種類がありますが、空間除菌におすすめなのは超音波式噴霧器です。

超音波とは人間には聞こえない高さの高音のことで、超音波式噴霧器は、その音波を使って水を超微粒子化し、ファンによって吹き出しています。

加熱しないために火傷の心配がなく、電源を入れた瞬間からミストが発生し、素早く広範囲に拡散できる点が、室内の空間除菌におすすめです。

しかし、除菌水として噴霧器に使用される次亜塩素酸水は、安全性が高いと言われている反面、危険を及ぼす特性もあるため、その使い方には注意が必要です。

除菌水を使った噴霧器での空間除菌は「人のいない場所」で行うこと!

厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A」によると、次亜塩素酸水による空間除菌では、”消毒効果のある濃度の次亜塩素酸水は皮膚や眼に入れたり、吸い込む可能性がある場所での噴霧を推奨しない”とされています。

安全性や使い方については、次亜塩素酸製品に記載されている注意事項を守って使用しましょう。

次亜塩素酸水は、インフルエンザやノロウイルスといったウイルス対策、食中毒を引き起こす大腸菌や一般細菌などの除菌に対して、優れた効果を発揮することがわかっています。

また、除菌効果以外に消臭効果も高く、空間除菌に使わない手はありません。

そのため、次亜塩素酸水を噴霧器で使用する際は、タイマーを利用するなどして外出時や人が他の部屋にいる時など、除菌する場所に人いない状態がおすすめです。

なお、噴霧器は次亜塩素酸水用にコーティングされた専用の噴霧器(加湿器)を使用し、次亜塩素酸水自体は指定された安全な濃度で使いましょう。

一般的には、ジアニストなどの市販の次亜塩素水を50ppm程度の濃度に希釈した上で、空間除菌に使うことが推奨されています。

カビ除菌にも有効な次亜塩素酸水は金属の錆びを招く?

除菌消臭のほか、カビ菌を除菌し、カビが根を張ることも防いでくれる次亜塩素酸水。

噴霧器に入れて空間除菌する際の注意点として、次亜塩素酸水には金属の錆びを招く性質があります。

ケーブル類の金属部分を保護したり、小型の家電は部屋の外に移動させること、移動できない大型家電も直接ミストが当たらないなど工夫をして、事前に錆び予防をしておきましょう。

同様に、前述にもありますが、噴霧器や加湿器は次亜塩素酸水を使用できるようにコーティングされた専用機器でない場合、故障を招く可能性があります。

噴霧器ついても、必ず事前に除菌水の使用が可能かどうか、確認が必要です。

除菌剤だけに頼らず窓を開けて換気を行うことが大切

どんな除菌消臭剤を使っていても、換気は空間除菌の基本です。

窓を2箇所以上開けて空気の通り道を作ることで、新鮮で綺麗な空気が部屋を巡っていきます。

このように、空気を入れ替えるだけでも立派なウイルス対策が行えます。

ワンルームなどで窓を2箇所以上開けることが難しい場合は、窓を開けながらサーキュレーターや扇風機を回して、部屋に篭った空気を外に出しましょう。

風邪予防やウィルス対策のポイントは乾燥を防ぐこと

噴霧器を使うと空間除菌と同時に加湿にも対応できる

秋冬など乾燥しやすい季節は、ウイルスの水分が蒸発し軽くなることで、空気中で活発に浮遊しやすくなります。

また、乾燥によって人体の免疫防御力が低下し、喉が炎症を起こしやすくなるため、風邪や感染症にかかることが増えます。

そのため、換気後は特に、意識的に加湿を行うことがポイント。

ウイルスの水分が蒸発するされる湿度40%を切らないよう、空間除菌をしながら湿度を保つ工夫も必要です。

超音波式噴霧器があれば加湿も行いやすいですが、空間除菌用の噴霧器がない場合は、換気と除菌スプレーなどでの除菌を並行しながら、加湿器や濡れタオル等を使って積極的に加湿にも取り組みましょう。

おすすめの次亜塩素酸水と超音波式専用噴霧器

次亜塩素酸水と専用噴霧器がセット購入できるジアニスト

次亜塩素酸水を使った空間除菌をこれから始める方には、専用の噴霧器付きの次亜塩素酸水商品「ジアニスト」がおすすめです。

1万円以内で、2L以上の次亜塩素酸水と超音波式噴霧器が一式で購入できるのはお買い得でしょう。

ジアニストは500ppmと高濃度なため、用途に合わせて希釈して使うことができ、コスパの良さも魅力的な商品です。

複数の安全性テストをクリアしているジアニストは、塩素系漂白剤の80倍の除菌力を持ちます。

ウイルスや菌以外に、カビや花粉対策にまで高い有効性を持つほか、生花の持ちをよくする効果もあります。

そんなジアニストを空間除菌として使えるのが、専用の超音波式噴霧器です。

4Lと大容量の水を入れられるタンクで、最大12畳の広さまで対応できるこちらの噴霧器は、アロマオイルを入れてディフューザーとしても使えます。

そのほか、自動停止機能や静音設計といった嬉しい機能も付いて、楽天市場ではなんと送料無料。

加湿もできる空間除菌アイテムを、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

商品名 ジアニスト 超音波加湿器セット
メーカー エスエーシーラボ株式会社
価格 7,430円(税込)
用量 2.5L

空気中の細菌やウイルスを徹底除去!安定化二酸化塩素を使用した空間除菌剤「AC plus」

AC plus

こちらでは、強力な除菌消臭力で、ウイルスや菌、悪臭までを99.99%分解除去してくれる環境浄化剤「AC plus」をご紹介いたします。

株式会社ASKから2021年3月に発売開始された「AC plus」は、人体や金属に害が少なく、強力な除菌力を持つ安定化二酸化塩素を有効成分とした酸化分解型タブレットです。

エアコンの吸込口のフィルターに置くことで、送風時、ウイルスを不活化させる二酸化塩素成分が部屋中にまんべんなく広がるという仕組み。

それにより、手の届かない高い場所などに浮遊、付着しているウイルスや細菌までにも簡単にアプローチできる、新感覚の空間除菌アイテムです。

タブレットが入っているのは小型の専用パックのため、持ち運びや保存もしやすく、取り付けも簡単。

持続期間が2ヶ月続く点も、空間除菌特有の手間が省けるメリットと言えるでしょう。

なお、安全性の高さは、WHO(世界保健機構)やFAO(国際連合食糧農業機関)からも公的評価を得ています。

赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使用可能です。

また、家庭用エアコンのほか、オフィスに多い業務用の天井型エアコンにも対応しています。

(商業施設やホテル、飲食店などでまとめて導入したい場合は、企業向け商品「AC plus pro」にて対応可能。)

新型コロナウイルス対策を始め、感染症対策やお部屋の消臭、カビの除去などに対応した便利な空間除菌アイテム「AC plus」は、こちらの公式ホームページ、またはAmazonから購入可能です。

手軽に効率よく、かつ安全に、空間除菌・消臭したいという方は、ぜひ一度お試しください。

まとめ

まとめ

本記事では、噴霧器を使用した空間除菌について、必要な材料や噴霧器の種類、空間除菌をする際の注意点などを詳しくご紹介いたしました。

噴霧器を使った空間除菌は、除菌の基本である換気をベースに行いながら、適正濃度に希釈した次亜塩素酸水を使って、超音波式噴霧器で部屋中に除菌作用のあるミストを拡散する方法が主流と言えるでしょう。

また、次亜塩素酸水の使用は、安全性を保つため、各製品に記載されている注意事項や濃度に従って取り扱いましょう。

便利な噴霧器も増え、ウイルス対策や風邪予防に欠かせない加湿と並行しながら、便利に空間除菌できるようになった現代。

基本の手洗いうがいを継続しつつ、身近な空間を守っていきましょう。

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