除湿機があれば、洗濯物が早く乾く!

梅雨の洗濯物には除湿機がおすすめ!衣類を早く乾燥させるコツを紹介

・公開日:2022.06.22最終更新日:2022.06.22

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雨の日が続く梅雨の時期は、部屋に洗濯物を干す機会が多くなります。しかし、濡れた衣類を部屋に干すと空気が湿気るため、衣類を乾燥させるためには湿気対策が必要です。

梅雨のジメジメとした空気をすっきりさせるために、対策の一つとして除湿機の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、梅雨の時期に湿気対策となる除湿機について解説します。扇風機との違いや部屋干しで除湿機をうまく活用するコツ、商品を購入するときの選び方をまとめてチェックしましょう。

梅雨の部屋干しが乾きにくいのは湿気が原因?

梅雨の時期は洗濯物を室内に干すことが増えますが、部屋の湿度が高いと濡れた衣類はなかなか乾燥しません。

梅雨の時期など雨が降っているときは窓や扉を閉めることが多いですが、これでは部屋の空気が密閉されてしまいます。その上、濡れた衣類が大量に部屋のなかにあるとどんどん湿度が上がります。

湿度が高いと空気はそれ以上水蒸気を取りこめなくなるため、洗濯物を干してもなかなか乾燥しないというわけです。

空気の通り道がない部屋の中は、洗濯物の水分が蒸発するスピードが遅くなるため雑菌も増えやすい状態です。そのため、衣類の乾燥に時間がかかるだけでなく、生乾きの臭いが発生する恐れがあります。

梅雨の時期は室内で洗濯物を干しても大丈夫なように、湿気対策の一つとして除湿機を用意しておくと安心です。

除湿機と扇風機の違いとは?送風機能に違いあり?

除湿機は空気中の水蒸気を機内に取り込んで、部屋の湿度を下げる家電です。乾燥した空気を機外に出すことで、梅雨の時期などの室内干しに一役買うことが多いです。

一方で、扇風機は周りにある空気をファンを回すことで移動させます。除湿機と同様に機械から風は出るものの、扇風機には除湿機能はありません。

梅雨の時期など空気が湿気ているときに、室内で洗濯物を干す場合は扇風機を使って風通しを良くする方法も効果的です。しかし、もっと素早く衣類を乾燥させたい場合は、部屋の湿度を下げられる除湿機を活用することをおすすめします。

梅雨の時期など湿度が上がりやすい時期の湿気対策には除湿機、空気の通り道を作るだけで事足りる場合は扇風機、といった具合に使い分けるといいでしょう。

梅雨の洗濯物を早く乾燥させるには除湿機を使って対策!

梅雨の時期に洗濯物を室内干しする場合は、除湿機を設置することで空気中の水蒸気が取り除かれ、濡れた衣類の水分が蒸発しやすくなります。結果、洗濯物が乾燥するまでの時間が短縮されるのがポイントです。

梅雨の時期に効率良く洗濯物を乾燥させるためには、除湿機の乾燥風を濡れた衣類の下からあてることが大切です。梅雨の影響で室内干しの洗濯物の量が多い場合は、除湿機だけでなく、扇風機やサーキュレーターなどの風を利用して洗濯物に乾燥風がまんべんなくあたるように工夫しましょう。

選び方のポイントを紹介!

梅雨の時期の部屋干し対策として除湿機を購入する場合は、部屋の広さや洗濯物を干す状況にあったものを選ぶことが大切です。

ここでは、除湿機を購入する際の選び方を解説します。

除湿機の選び方1:部屋の大きさで選ぶ

除湿機は製品によって、除湿できる部屋の大きさが決まっています。そのため、梅雨の時期の部屋干し対策で除湿機を購入する際は、洗濯物を干す部屋の広さを確認することが大切です。

除湿機が対応している面積は商品情報などに記載されていることが多いため、購入前にチェックしてみましょう。

家の造り(例:木造、鉄骨造など)によっても、除湿可能な面積が変わってくるので注意してください。

除湿機の選び方2:タンクの容量で選ぶ

空気中の余分な水蒸気は、除湿機内のタンクにどんどん溜まっていく仕組みです。そのためタンクの容量が小さいと、その分、短い時間でタンクの水を外に出さなければいけません。

反対にタンクが大きいと一度に溜められる水の量が増えるため、タンクを取り外して水を捨てる作業の回数が抑えられます。

ただし、タンクが大容量になると多くの水が溜まるため、重くて持ち運びに苦労する場合もあります。

梅雨の時期にどれくらいの洗濯物を部屋に干す可能性があるか、どれくらいの重さなら苦労せずに水を捨てられるのかを考えて適切な除湿機を購入するのがおすすめです。

除湿機の選び方3:お手入れのしやすさで選ぶ

梅雨の時期に除湿機を清潔な状態で使用するためには、こまめなお手入れが大切です。そのためフィルターの取り外しやすさやタンクの口の大きさなどは、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。

フィルターなどにカビが付着して取れなくなった場合に、買い換えできるのか確認しておくと安心です。

除湿機の選び方4:除湿の仕組みで選ぶ(コンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式)

除湿機には以下3つの仕組みがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、ここで確認しておきましょう。

  • コンプレッサー方式
  • デシカント方式
  • ハイブリッド方式

コンプレッサー方式

コンプレッサー方式とは、空気を圧縮する役割を持つコンプレッサーと冷媒を用いた方式です。湿気ている空気を冷やして結露させることで、気になる水分を取り除きます。

コンプレッサー方式の除湿機は梅雨など、気温が高い時期の除湿に強いのが特徴です。消費電力も抑えられるのもポイント。

一方で気温が低い時期は、除湿の能力が落ちてしまうため室内で洗濯物を干す場合に除湿機を使用しても湿気た空気がからっとしない可能性があります。

デシカント方式

デシカント方式は、ヒーターと乾燥剤を用いて除湿する仕組みです。梅雨の時期の湿気た空気を乾燥剤にあてることで、水気を吸着させます。その水分を機内のヒーターで気化させたうえで、熱交換器で結露させ、梅雨の時期に気になる水分を取り除きます。

デシカント方式の除湿機は動作音が静かで、コンパクト・軽量の製品が多いのが特徴です。また前述のコンプレッサー方式と違って、気温が低い冬などにも活用できます。

ただし、コンプレッサー方式と比較すると消費電力が大きいデメリットがあります。またコンプレッサー方式の除湿機は室温が上がるため、梅雨の時期など気温が高いときの使用には向きません。

ハイブリッド方式

ハイブリッド方式は、前述のコンプレッサー方式とデシカント方式の組み合わせた仕組みです。梅雨などの気温が高い時期はコンプレッサー方式をメインに使用し、気温が低い時期にデシカント方式を作動させ最適な除湿を行います。

消費電力を抑えながらも、気温に左右されず洗濯物の湿気対策ができるのがハイブリッド方式のポイントです。

ただし、コンプレッサー方式とデシカント方式の良いとこどりをするため、製品の価格が高めに設定されています。

さまざまな家庭に合わせた、おすすめの除湿機5選

梅雨の時期の部屋干し対策として、除湿機を購入する際は家の広さや家庭の状況にあったものを選ぶことが大切です。

ここではさまざまな家庭にあわせたおすすめの除湿機を5つ紹介します。それぞれの特徴を簡単に紹介するので、比較しながら自宅にあう除湿機を探してみてください。

衣類乾燥除湿機 MJ-M120SX|三菱電機

三菱電機の衣類乾燥除湿機 MJ-M120SXは、梅雨の時期に適したコンプレッサー方式の除湿機です。洗濯物をしっかり乾燥させる機能が高く、短時間で濡れた衣類が乾燥するとの口コミもあります。

また除湿機内でカビが発生しないよう、カビ対策として内部クリーン機能が搭載されています。

除湿機の底にキャスターが付いているため、洗濯物の近くに移動させるのも簡単です。

商品名 衣類乾燥除湿機 MJ-M120SX
メーカー 三菱電機
価格 43,636円(税込)
用量 木造15畳まで、鉄筋30畳まで

ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 YHUX120|Panasonic

Panasonicのハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 YHUX120は梅雨の時期だけでなく、気温が低い冬などにも使いやすいハイブリッド方式です。

部屋で洗濯物を干した際の除湿対策が可能なのはもちろん、ナノイーEXで部屋干し臭対策にもなります。

商品名 ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 YHUX120
メーカー Panasonic
価格 51,979円 (税込)
用量 木造13畳まで、鉄筋25畳まで

衣類乾燥除湿機 CV-N180|シャープ

シャープの衣類乾燥除湿機 CV-N180はプラズマクラスターが搭載されており、衣類を乾燥させながら生乾きの臭い対策も可能です。

梅雨の時期だけでなく、気温が低い時期でも使用しやすいハイブリッド方式の除湿機です。

梅雨の時期は特に除湿機のタンクに多く水が溜まりますが、衣類乾燥除湿機 CV-N180のタンクは3.6リットルと大容量なので安心できるでしょう。また排水しやすいよう、タンクにハンドルがついているのもポイントです。

商品名 衣類乾燥除湿機 CV-N180
メーカー シャープ
価格 40,796円 (税込)
用量 木造23畳まで、鉄筋45畳まで

空気清浄機能付除湿機 IJCP-J160|アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの空気清浄機能付除湿機 IJCP-J160は、梅雨の時期の使用に適したコンプレッサー方式の除湿機です。

大型の除湿機ではありますが、底面にキャスターが付いているため洗濯物を干している場所まで移動しやすいのが特徴です。

梅雨の時期に気になる除湿機のタンクの容量は、5.0リットルと今回紹介したなかでもかなりの大きさとなっています。

商品名 空気清浄機能付除湿機 IJCP-J160
メーカー アイリスオーヤマ
価格 43,780円(税込)
用量 木造20畳まで、鉄筋40畳まで

衣類乾燥除湿機 CD-H1821|コロナ

コロナの衣類乾燥除湿機 CD-H1821は、梅雨の時期に適したコンプレッサー方式の除湿機です。

部屋や衣類からの水蒸気を溜めるタンクの容量は、4.5リットルと大容量。タンクには排水がしやすいよう、持ち手が付いているのもポイントです。

商品名 衣類乾燥除湿機 CD-H1821
メーカー コロナ
価格 39,926円 (税込)
用量 木造23畳まで、鉄筋45畳まで

室内干しは洗濯物の臭いも気になる!エアコンに設置するだけで空間丸ごと消臭「AC plus」とは?

梅雨の時期に洗濯物を室内に干すときは、除湿機を使って湿度を下げることで乾燥にかかる時間を短くできます。しかし、梅雨の時期は洗濯物が溜まりやすいものです。一度に干す洗濯物の量が増えると、濡れた衣類と衣類の距離が近くなりやすく、乾燥しにくくなります。

梅雨の時期など湿気が多いときに洗濯物の乾燥に時間がかかると、雑菌が繁殖していやな臭いが発生するため対策が必要です。

この生乾きの臭い対策の一つとなるのが、AC plusです。AC plusは消臭・除菌効果が期待できる安定化二酸化塩素で作られた商品で、エアコンの吸気口に取り付けるだけで使用できます。

この機械に梅雨の時期の臭い対策として、AC plusの利用を検討するのもおすすめです。送料無料で購入できる方法もあるので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。

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