ちょっと臭いがするなと思った時、猫ちゃんに負担を与えずにできる消臭方法
・公開日:2022.04.20最終更新日:2022.04.20
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抱っこをするとほんのりと甘い匂いがする猫。
しかし、猫の待つ家に帰ると部屋が臭いと感じることがありませんか。
いい匂いの猫からなぜそのような匂いが出るのでしょうか。
また、匂いを消す方法も知りたいという人も多いでしょう。
そこで、猫を飼っていると感じるイヤな匂いの原因とおすすめの消臭方法を紹介します。
猫は本来いい匂いがする動物
猫はほかの動物と比較しても体臭が少ないため、猫そのものからイヤな匂いを感じることは少ないでしょう。
むしろ猫からはいい匂いがするという声が多く、愛猫家のなかには「猫のニオイを嗅ぐと落ち着く」という人もめずらしくありません。
猫特有の匂いを言葉で表現するのは難しいものですが、「ミルクの匂い」や「お日様の匂い」といわれることもあるでしょう。
優しく、温かみのある猫の匂いは飼い主さんに安心感を与え、多くの猫好きを癒しています。
猫にいい匂いがするのはどうして?
独特な匂いを持つ動物が多い中、猫からはなぜ良い匂いがするのでしょうか。
記事のここからは、猫に良い匂いがする理由を解説しましょう。
待ち伏せ型の狩り
猫に良い匂いがする理由は、狩りの方法にあるといわれています。
猫は気付かれないように待ち伏せをし、そっと獲物を狙う「待ち伏せ型」の狩りをする動物。
体臭が強いと獲物に気付かれてしまいますので、狩りを成功させるために体臭が少なくなったといわれています。
猫はグルーミング好きで清潔
グルーミングが大好きな猫は、暇さえあれば毛づくろいをしている動物です。
非常にきれい好きなうえに体臭が少ないため、獣くささを感じることが少ないでしょう。
日向ぼっこが大好き
日の当たる縁側でお昼寝をするなど、日向ぼっこを日課としている猫は多いもの。
太陽に当たることの多い猫はいつも天日干しの状態です。
太陽光の殺菌効果で匂いの原因となる細菌やカビの繁殖を防いでいることから、匂いを感じにくくなるでしょう。
また、猫が日向ぼっこをすると体温の維持や血行促進、ストレス解消などの効果もあります。
日向でウトウトしている猫の姿は何にもかえがたい愛おしさがありますが、ニオイ対策にもひとやく買っているのですね。
部屋のにおいが気になる1番の理由はトイレ
良い匂いがするはずの猫と暮らしていて、部屋の匂いが気になるときにはトイレの匂いを疑いましょう。
猫との生活の中で部屋が臭いと感じる代表的な原因がトイレです。
猫は肉食性のため、うんちから鼻をつくようなニオイがします。オシッコのニオイも強く、なかでも、虚勢をしていないオスの尿からはキツイニオイを感じるでしょう。
猫のオシッコ臭の原因
猫のオシッコがくさい理由は、アミノ酸の一種であるフェリニンと呼ばれる物質が関係しています。フェリニンが空気に触れることでチオールと呼ばれる物質に変化し、イヤなニオイを放つのです。
「スプレー」というマーキング行動にも注意を
「スプレー」は、濃いオシッコを広範囲にかけるマーキング行動です。
去勢前のオスは自分匂いをつけることで縄張りを主張するため、ニオイをつける目的でトイレ以外の場所にスプレーをすることがあります。
また、環境の変化で不安や不満を感じ、スプレーをする子もいるでしょう。
新しい猫が家族に加わったときや、引っ越しをしたときなどにスプレーがみられることも多いため、ストレスを受けていないか、猫の様子をしっかりと観察してください。
スプレー対策はある?
臭いニオイの原因となるスプレー対策には、虚勢も1つの方法でしょう。
虚勢していないオスの場合には、虚勢によってスプレーをやめる可能性があります。
また、環境の変化による不安や不満を感じている猫であれば、動物病院で抗不安薬や猫の安寧フェロモン製剤などを処方してもらう方法も。
さらに、トイレが汚れたままになっているときや、多頭飼いでトイレの数が足りていないときにもスプレーが起こりやすくなります。
そのため、トイレはできるだけ早く掃除したり、トイレの数を増やしたりと、トイレ問題に取り組むのも良いでしょう。
フードの食べ残しが原因の可能性も
猫のニオイの原因には、食べ残しのフードもあるでしょう。
食べ残したフードをそのままにしておくと、フードの匂いが部屋中に染みついてしまいます。なかでも、ウエットフードは傷みやすいため、夏場に放置すると臭いニオイが発生しやすいのです。
いつか食べるだろうと置いておくと匂いの原因になりますので、食べ残した餌はすぐに片づけるようにするのがポイントです。
猫の匂い対策にはブラッシングも効果
猫はグルーミングが好きな動物であり、グルーミングによって被毛を清潔に保っています。
しかし、グルーミングにプラスして飼い主さんがブラッシングをしてあげると、さらなるニオイ対策になるでしょう。
スキンシップにもつながりますので、猫に安心感も与えられリラックス効果も期待できます。
ただし、なかにはブラッシングが嫌いな猫もいるでしょう。嫌がる猫へのブラッシングはストレスを与えますので、無理強いしないように気を付けます。
猫のニオイを消す方法は?
トイレを清潔に保っても、猫のニオイが部屋に付いてしまうことはめずらしくありません。
賃貸の部屋に猫の匂いがついてしまうと、退去時にどうなるのか不安に思うこともありますよね。
そこで、部屋についた猫のニオイを消す方法を紹介しましょう。
布製品を洗濯する
猫が布団やカーペットなどトイレ以外の場所への粗相が原因の匂いは、洗濯で解決することがあります。
洗剤でしっかりと洗い落とし、太陽の光で十分に除菌すると匂いが取れやすいでしょう。
ただし、猫は匂いに敏感ですので、洗濯時にはきついニオイの柔軟剤などを使用しないのがおすすめです。
ふんわりと香る石鹸やサボンなど、人間にはいい匂いでも猫にはきつすぎることがめずらしくありません。
また、オシッコ臭が臭いからと漂白剤を使用する方法も、匂いが残りやすいので避けるのベターです。
消臭剤を活用
猫がつけてしまった空間の匂いは消臭剤を使うのも良いでしょう。
ただし、一般的な消臭剤には化学薬品が使用されていることが多く、猫には安全といい切れないものも。
猫は肝臓が人よりも小さく、成分によっては分解できない化学物質があります。人間には安全な消臭剤でも、猫にとって中毒を引き起こす原因となるものもあるのです。また、肝臓に負担がかかることで、病気を引き起こす可能性も考えられるでしょう。
アロマの香りが楽しめる消臭剤は人気ですが、猫にとって苦手な匂いの可能も。
猫はメンソールやミント、柑橘系、コーヒーの匂いを嫌がるのでこれらの匂いは避けるのがおすすめです。
猫やペット専用の消臭剤などはペットショップや通販サイトでも販売されていますので、探してみるのが良いでしょう。
消臭剤ならAC plus
猫のニオイ対策の1つである消臭剤には、空間を除菌して消臭するAC plusも人気です。
AC plusを使うと、簡単にトイレの臭いニオイが解決できるといわれ、愛猫家からも選ばれることが多いでしょう。
ただ、AC plusとはどんな消臭剤なのでしょうか。
ここからは、AC plusについて説明します。
安定化二酸化塩素で安全に消臭
AC plusは強力な除菌・消臭効果を持つ二酸化塩素を安定化させ、タブレット状にしたものです。
安定化二酸化塩素は口に入れても問題のない物質であり、アメリカやドイツ、韓国などでは水道水の除菌にも使われるほど、安全性が高いのが特徴でしょう。
また、安定化二酸化塩素は菌本体のアミノ酸を破壊しないため、トリハロメタンなどの発がん性物質を生成させることがありません。
エアコンに取り付けるだけで消臭が可能
AC plusはエアコンに取り付けて使用する除菌・消臭剤であり、エアコンを使う度の部屋を丸ごと除菌・消臭する優れものです。
エアコンを使うだけで99.5%もの消臭が可能ですので、猫のトイレが臭いと感じても、簡単にニオイ対策ができるでしょう。
一度設置すると2カ月は効果が持続するため、取り換えの手間も省けます。
普段から使い続けることで、急な来客時でも匂いを気にすることがなくなりますね。
ウイルスやカビもしっかりと除菌
AC plusに使用されている安定化二酸化塩素には、非常に強力な除菌作用もあります。
O157や大腸菌、サルモネラ菌の除菌が可能ですので、キッチンで使用すると食中毒の予防にも効果が期待できるでしょう。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスも除去できることから、感染症対策にもおすすめの除菌・消臭剤です。
正しい方法で消臭でしネコとの暮らしを楽しもう
猫のいる部屋に臭いニオイがつく理由のほとんどは、トイレのニオイです。
猫のトイレはいつも清潔に保ち、トイレにニオイが残らないようにしましょう。
また、トイレ以外でのおしっこやスプレーで匂いをつけてしまった場合には、洗濯をしたり消臭剤を使用したりといった方法が有効です。
猫の消臭剤には安心して使えるAC plusが最適でしょう。
無臭タイプですので、匂いに敏感な猫にも安心して使え、イヤなニオイをしっかりと取り除きます、
AC plusを猫のニオイ対策に取り入れて、快適な猫との暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。