新型コロナコロナウイルスなどにおける家庭内感染の割合はどれくらい

新型コロナの家庭内感染の割合は?感染を拡げないための対策を紹介

・公開日:2021.08.17最終更新日:2021.08.17

新型コロナウイルス(病名:COVID-19・ウイルス名:SARS-CoV-2)の感染拡大が続いています。

最近は家庭内感染の割合も高まっているため、外出時だけでなく自宅での感染予防対策も重要です。

この記事では、新型コロナウイルスの家庭内感染の割合と、割合が増加している要因について解説。

自宅での感染予防や感染者がいる場合の対応なども紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

新型コロナウイルスの家庭内感染の割合

まずは、経路ごとの感染者数の割合と、子どもや高齢者が家庭内感染によって新型コロナウイルスに感染する割合について見ていきましょう。

なおこの記事では、東京都の数値を例にして家庭内感染の割合を紹介しています。

感染経路別の割合比較

新型コロナウイルスの“第3波”といわれた2020年11月・12月(17日まで)における感染経路別の割合は以下の通りです。

家庭内感染 42.8%
施設内感染 16.8%
職場内感染 15.0%
会食での感染 7.0%
接待を伴う飲食店での感染 2.3%
その他 16.1%

メディアでは飲食店での感染が大きく取り上げられることが多いですが、実は新型コロナウイルスの感染経路の割合として最も多いのは家庭内感染なのです。

次いで割合が高いのが施設・職場となっており、屋内での長時間滞在が新型コロナウイルスの感染リスクを高めていると考えられます。

“第3波”における家庭内感染の割合(東京都)

続いて、2020年7月~12月(17日まで)の家庭内感染の割合を見ていきましょう。

2020年7月 19.0%
2020年8月 35.7%
2020年9月 35.0%
2020年10月 35.0%
2020年11月 42.6%
2020年12月(17日まで) 43.0%

新型コロナウイルスの“第2波”とされた2020年7月・8月の平均値が27.4%であるのに対し、11月・12月(17日まで)の平均は42.8%と1.5倍以上に増えています。

高齢者(65歳以上)の家庭内感染も増えている

東京都内では、高齢者の方が家庭内感染によって新型コロナウイルスを患う割合も高まっています。

2020年7月~12月(17日まで)に家庭内感染した高齢者の数は以下の通り。

2020年7月 10人
2020年8月 157人
2020年9月 118人
2020年10月 147人
2020年11月 293人
2020年12月(17日まで) 272人

割合としては、2020年7月・8月の平均値が9.9%、11月・12月の平均値が16.7%です。

新型コロナウイルスの“第2波”の割合と比較すると、“第3波”では約2倍の数値となりました。

子どもの感染経路は8割が家庭内感染

0歳~20歳未満の子どもについては、感染経路の割合の約80%が家庭内感染であることが分かっています。

2020年10月8日時点の厚生労働省のデータでは、感染源が判明した423人のうち、329人(78%)が家庭内感染でした。

このことから、子どもに対する新型コロナウイルスの感染予防を行うには、家族による家庭内へのウイルス持ち込みを防ぐことが重要であると言えます。

家庭内感染の割合が増えた要因

新型コロナウイルスの“第3波”では、家庭内感染の割合が増加した点が大きな特徴の1つとなっています。

続いて、なぜこのタイミングで家庭内感染の割合が高まったのか、その要因として考えられるポイントについて詳しく見ていきましょう。

生活様式の変化

家庭内感染の割合が増加傾向となった要因の1つに、生活様式の変化によって在宅時間が増えたことが挙げられます。

新型コロナウイルスの“第3波”では、仕事などで外出していた家族がウイルスを家庭内に持ち込み、在宅中の家族へ一気に感染するケースが増えているのです。

また年末年始には、外での会食を控える代わりに、親戚の家に集まって食事をするといった家庭も多く、そこから集団感染が発生するケースも。

外ではしっかり感染予防対策を行っているという方も、自宅ではどうしても気が緩みやすく、結果として家庭内感染率の増加につながっています。

医療・宿泊施設不足による自宅療養の増加

新型コロナウイルス感染拡大の長期化によって、入院・宿泊施設の空きがなくなっている点も要因の1つ。

感染者の受け入れ先が見つからず、自宅療養を行うことで同居している他の家族にまで感染が拡がるケースが増えています。

厚生労働省のデータでは、2020年12月9日時点で約6,400人の感染者が自宅療養を行っていると発表されています。

自宅療養の場合は、感染者の部屋を隔離したり、自宅内でもマスクを着用したりするといった対策が必要です。

それでも同居している家族と一切接触せずに過ごすというのは難しく、家庭内感染を起こしてしまうリスクは高いと言えるでしょう。

家族が新型コロナウイルスに感染した可能性がある場合の対処

新型コロナウイルスの家庭内感染の割合を下げるには、普段から家庭内での対策を徹底することが大切です。

最後に、家庭でできるコロナ対策の基本と、家族が新型コロナウイルスに感染した場合の対処法について詳しく見ていきましょう。

家庭内の環境

家庭内では、1時間に1回(5分~10分)程度のこまめな換気を行うようにしましょう。

また台所や洗面所など、換気扇が取り付けられているスペースでは、常に換気扇を運転させておくのがおすすめ。

また加湿器を利用して、部屋の乾燥を防ぐのも新型コロナウイルスの感染予防対策として有効です。

新型コロナウイルスに感染した、またはその疑いがある家族と生活を共にする場合は、更に以下の対応が必要となります。

  • 患者と同居する家族の部屋を別にする
  • 家庭内でも家族全員がマスクを着用する
  • リネンや食器などは共用せず、患者専用のものを用意する

同居者の感染管理

新型コロナウイルスの家庭内感染を防ぐには、ウイルスを家庭内に持ち込まないことが大切です。

帰宅時は速やかに手洗い・うがいを行う、また外で着用していたマスクは帰宅時に玄関で処分するといった行動が感染予防対策につながります。

また新型コロナウイルスに感染した、またはその疑いがある家族と生活を共にする場合の対応は以下の通りです。

  • 患者のお世話をする家族をなるべく1人に限定する(持病のある人・妊婦・免疫力の低い人は避ける)
  • 家庭内でも家族全員がマスクを着用する
  • リネンや食器などは共用せず、患者専用のものを用意する

清掃・消毒

清掃・消毒については、自宅に感染者がいる場合でも、そうでない場合でも以下のような対策をとることが望ましいです。

  • 共用部分(トイレ・ドアノブ・スイッチなど)の消毒
  • トイレやキッチンでのタオルの共用をやめる(ペーパータオルが望ましい)
  • 歯ブラシ・コップも別々に用意する
  • 帰宅時・食事の前後・トイレの後などこまめに手洗い・消毒を行う
  • スマートフォンなどは除菌シートを活用して拭き取りを行う
  • 汚れたリネン・衣類などは速やかに洗濯をする
  • ゴミは密閉して捨てる など

新型コロナウイルスに効果的な消毒液・除菌剤

現在は感染予防対策グッズとして、様々な消毒液・除菌剤が市販されています。

商品によって使われている成分にも違いがあり、主な成分として以下のようなものがあります。

アルコール 濃度割合30%~40%程度で細菌・ウイルスの増殖を抑える効果が期待できる。ノロウイルスやロタウイルスなど、エンベローブ(脂質膜)を持たないウイルスには効果が無い。
安定化二酸化塩素 酸化した塩素のこと。酸化作用によって細菌・ウイルスを死滅させる効果が期待できる。
次亜塩素酸水 次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液。濃度割合80ppm以上で新型コロナウイルスの感染力低下に効果的であるという検証結果が発表されている。
次亜塩素酸ナトリウム 塩素系漂白剤の主成分。強い塩化作用を持つ一方、人体への害性も高いため取り扱いには注意が必要

手指消毒にはアルコール、空間除菌系の商品には安定化二酸化塩素や次亜塩素酸水、拭き取り用の除菌剤には次亜塩素酸ナトリウムが使われるのが一般的です。

中でも有効性・安全性の面で最も優れているのが安定化二酸化塩素で、こちらはWHOなどの世界的な公的機関でも認定を受けている成分です。

花粉症対策やニオイ対策にも効果が期待できるので、除菌剤を購入する際は安定化二酸化塩素を使用したものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

  • 新型コロナウイルスの“第2波”と“第3波”では、“第3波”の方が家庭内感染による感染割合が高くなっている
  • 家庭内感染の割合が増加した背景には、生活様式の変化や自宅療養率の増加などがある
  • 日頃から換気や清掃・消毒を徹底することで、家庭内感染のリスクを抑えることができる

「AC plus」はエアコンフィルターに設置するだけで自動的に空間除菌を行える最新の感染予防対策グッズです。

安定化二酸化塩素を使用しているため健康面への影響もなく、患者さんが過ごす部屋を常に清潔な状態に保つ効果が期待できます。

家庭内感染の防止策として、ぜひ「AC plus」の導入をご検討ください。

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