室内犬にぴったりのお部屋の環境や温度とは
・公開日:2022.04.19最終更新日:2022.04.19
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「ワンちゃんがぐったりしていて元気がない」
「部屋の中で寒そうに身震いしている」
初めて犬を飼う方は、犬が快適に暮らせる温度をご存知でしょうか?
初めてでわからないことや準備するものの多さに、混乱することもあるでしょう。
この記事では犬が快適に暮らせる室内温度と、飼い主にするサインの見分け方をお伝えします。
犬は暑い・寒いをきちんと表に出す生き物です。
見落としがちな湿度対策も解説しますので、ぜひ一緒にご覧ください。
エアコンに置くだけの手軽さで、生活臭やウイルス対策ができるおすすめの除菌・消臭グッズも紹介します。
犬は暑さに弱い!飼い主は「しぐさ」にちゃんと気づいてあげよう
犬は体が被毛で覆われているため暑さに弱く、サインに気づけないと体調不良や病気の発見が遅れてしまします。
被毛の量や長さは犬種によって異なりますが、快適な温度や湿度は人間と違いますので切り離して考えましょう。
犬が暑い時に出すサインとは?
暑すぎる時に出す「しぐさのサイン」は次のようなものです。
- 早い速度でハァハァと口で呼吸をする
- ぐったりして動こうとしない
- 涼しい場所を求めて移動する
早い速度でハァハァと口で呼吸をする
犬が口呼吸をして体温調節することを「パンディング」と呼びます。
パンディングには唾液を蒸発させ、体内の熱を気加熱として放出するという大切な役割があります。
ぐったりして動こうとしない
犬は人間と同様、暑さで体力を奪われると動く元気がなくなってしまいます。
散歩には無理やり連れて行かず、食欲の有無など様子をチェックしてください。
もちろん、たくさん水を飲ませて十分に休ませてあげましょう。
涼しい場所を求めて移動する
犬は暑さに耐えれなくなると涼しい場所を求めて移動します。
家の中には冷却マットや新鮮な飲み水を用意して、熱中症予防に努めましょう。
梅雨時期や夏場は水が傷みやすいため、1日に2回は新しい水に取り替えてあげてください。
犬が寒い時に出すサインとは?
寒すぎる時に出す「しぐさのサイン」は次のようなものです。
- 体を丸めてじっとしている
- 人間に身を寄せてくる
- 耳の先や手足の先が冷たく感じる
体を丸めてじっとしている
犬は体を小さく丸めることで、表面積を少なくして体温が奪われるのを防ぎます。
反対に、体をブルブルと小刻みに震え立たせて体温を上げる動きをするワンちゃんもいます。
人間に身を寄せてくる
飼い主なら、誰にでも寒い時に犬から身を寄せられた経験があるのではないでしょうか。
甘えや恐怖から身を寄せてくることもありますので、慎重に観察して室温にも目を配りましょう。
耳の先や手足の先が冷たく感じる
耳の先や手足の先が非常に冷たい場合、寒さを感じ冷え性に陥っている可能性があります。
特にシニア犬は運動量や筋力が減っているため、血液の循環が悪く冷え性になるケースも。
体を温める食べ物を食べたりエアコンの温度設定を見直し、快適な環境を整えてあげましょう。
室内犬が過ごしやすい適温とは
室内犬が年中快適に過ごせる温度は「23〜26℃」ほどです。
室内温度が「20℃」を切らないように、寒さには十分注意してください
基本的にはエアコンをつけっぱなしにしておき、室温を一定に管理するのがおすすめです。
エアコンをつけっぱなしにした場合、1カ月あたりの電気代は1,000〜1,500円ほど増えると想定しておきましょう。
小型犬や老犬は寒さを感じやすい
小型犬と老犬は寒さに弱いため、冬は特に温度管理に気を配る必要があります。
部屋の温度は「25℃前後」で湿度は「50〜60%」ほど、成犬より少し高く設定するのが理想的です。
小型犬の中で特に寒さに弱いのが、防寒の役割を果たすアンダーコート(下毛)を持たないシングルコートの犬種です。
具体的には上毛(トップコート)しか持たないトイ・プードルや、短毛(スムースコート)のチワワやパグなどが挙げられます。
老犬は筋肉量が落ち自ら体温を上げにくいので、飼い主が暖かい環境を整えてあげましょう。
室温だけではなく湿度も管理してあげて
ついつい室温ばかりに目が行きがちですが、どんな犬種でも「湿度」も大切です。
犬が快適に暮らせる湿度は「50〜60%」と言われています。
室内が乾燥すると呼吸器や循環器疾患、皮膚トラブルなどが起こりやすくなるため注意しなければなりません。
湿度が上がりやすい梅雨時期や夏は、湿気対策として「除湿器」の利用がおすすめです。
体が被毛に覆われ、湿度調整がしにくいワンちゃんを助けてあげましょう。
また、空気が乾燥しがちな冬は「加湿器」をうまく活用して、湿度を適正にしてあげてください。
夏の室内温度はどうする?注意点やポイントを解説
夏の最適な室温は「22〜25℃」、湿度は「40〜60%」がおすすめです。
エアコンの設定温度は「24〜25℃」くらいがいいでしょう。
あまり冷房を強めると、外気温との差が激しくなり犬が夏バテする原因になりますので注意してください。
冷気は足元に溜まりやすい性質がありますので、サーキュレーターや扇風機を併用し空気を循環させましょう。
暑さが原因でかかりやすい病気は次の通りです。
- 熱中症
- 外耳炎
- 気管虚脱
- 心臓病
熱中症
部屋の温度が高く水分不足に陥ると嘔吐や下痢などの症状が表れます。
フレンチ・ブルドッグやボストン・テリアなど鼻が短い犬種(短頭種)や、肥満気味の犬種は熱中症にかかりやすいとも言われます。
外耳炎
温度と湿度が高いことで、耳の中の細菌が増え痒くなったり痛みが出たりします。
気管虚脱
空気の通り道である気管が途中で潰れてしまい、呼吸ができなくなる病気です。
気付きにくい病気のため、軽い咳や空咳が続くときは早めに動物病院を受診しましょう。
心臓病
心臓に大きな負担がかかり、心不全や肺水腫などを引き起こす病気です。
初期症状は、元気がなく疲れやすかったり食欲が落ちたりすることが挙げられます。
すでに心臓病のワンちゃんは、病気の進行をさせないためにも温度管理を適切にしてあげてください。
冬の室内温度はどうする?注意点やポイントを解説
冬に室内で犬を飼う場合の最適な温度は「20℃前後」、湿度は「40〜60%」がおすすめです。
エアコンの設定温度は「25〜26℃」くらいがいいでしょう。
寒さが原因でかかりやすい病気は次の通りです。
- 風邪(ケンネルコフ)
- 腹痛
風邪(ケンネルコフ)
人間と同じで、犬も空気が乾燥すると咳が出ます。
ただし、子犬は風邪が悪化すると肺炎になる可能性があるため注意が必要です。
腹痛
寒さが原因で腹痛になると下痢や胃腸炎に進行する可能性も。
お腹が冷えないように、防寒着を着せたりペットヒーターを用意してあげましょう。
耳をメインに全身をマッサージしてあげると、体が温まるのでぜひお試しください。
温度調節をしながらウイルスやにおい対策ができるおすすめグッズ「AC plus」
「AC plus」はエアコン上部に置くだけで、温度調整しながらウイルスやにおい対策ができる画期的アイテム。
エアコンで部屋の温度管理を行うご家庭にとって、湿気対策や乾燥対策も重要になります。
AC plusは効果が部屋中に拡散し、以下の悪臭やウイルスを強力に分解・除去します。
- 空気中の菌やウイルス
- カーテンの臭い
- 汗の臭いや加齢臭
- ペットの臭い
- 食べ物や生ゴミの臭い
- アンモニアやタバコ臭
- 洗濯物の部屋干し臭
主成分の「二酸化塩素」は、WHOやFDA(米国食品医薬品省)からも安全性が認められ業務用としても活躍中です。
世界で初めて液体の二酸化塩素をタブレット化し、エアコンに乗せるだけで使用できるという「手軽さ」が手に入りました。
一部の地域ではCMを放送していましたので、ご覧になった方も多いかもしれません。
不活性化できるウイルスや菌は新型コロナや大腸菌など、身近に潜むものばかり。
※すべてのウイルスを除去できるわけではありません
簡単に部屋中を除菌できますし、犬や子供たちがイタズラする心配もありません。
設置方法は本当にエアコン上部に貼り付けるだけ、踏み台があればかんたんに設置できます。
飼い主と犬が快適に暮らすために、エアコンは夏・冬に関係なく必要不可欠な存在です。
効果は2ヶ月間持続、ペット臭や生活臭をどうにかしたい方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。
AC plus
- 1袋(15g)2,750円(税込)
- 効果は2ヶ月間有効
- 送料は全国一律385円(2つ以上の注文で送料無料)
定期便なら1日わずか「33円」で利用できますし、定期的に届くことで交換のし忘れ防止につながります。
「AC plus」を使用して、犬や家族が病気にかかりにくい空間を整えましょう。
まとめ〜犬が病気にかかりにくい環境を整えてあげよう〜
部屋の温度と湿度を整えることで、犬が病気にかかりにくくなることがお分かりいただけたでしょうか。
犬が快適に暮らせる室温をまとめると、以下の通りです。
夏 | 冬 | |
---|---|---|
最適な室温 | 22〜25℃ | 20℃前後 |
最適な湿度 | 40〜60% | 40〜60% |
エアコンの設定温度 | 24〜25℃ | 25〜26℃ |
犬からのサインも見逃さないようにしましょう。
暑い時 | 寒い時 |
---|---|
早い速度でハァハァと口で呼吸をする | 体を丸めてじっとしている |
ぐったりして動こうとしない | 人間に身を寄せてくる |
涼しい場所を求めて移動する | 耳の先や手足の先が冷たく感じる |
犬と飼い主がより快適に暮らすためには、部屋のニオイや新型コロナウイルス対策もできると安心です。
エアコンに置くだけで除菌・消臭効果を実感できる、「AC plus」もぜひお試しください。