院内感染を防ぐ!有効的な感染対策とは
・公開日:2021.05.12最終更新日:2021.06.01
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新型コロナウイルスの予防・感染対策として、病院や医療機関などの看護の現場ではさまざまな対応が求められています。
看護師・医師として医療機関に勤めていたり、知り合いに医療関係者がいなかったりしなければ、具体的にどのような感染対策・防止対応がとられているかを知ることはなかなかありません。
そこで本記事では、医療現場で看護師が実際に行っている予防・感染対策について詳しく解説します。対策を学び、一般家庭や職場などでの感染対策に役立ててください。
なお、今回紹介する内容は、2021年4月現在の内容です。新型コロナウイルスの感染対策についてきちんと確認したい場合は、常に最新情報に目を向けるようにしてください。
日本看護協会の資料「感染予防の基本」とは
公益社団法人 日本看護協会では、「感染予防の基本」という資料がまとめられています。この章では、「感染予防の基本」に記載されている内容を抜粋して、看護の現場(院内)で行われている新型コロナウイルスなどの予防・感染対策について解説します。
看護現場の感染対策マニュアル1:手指衛生の徹底
看護士や医師などの医療現場で働く人は、手指衛生を徹底しています。具体的には、石鹸や流水を使って日常的な手洗いを行っています。手に目視で確認できる汚れが付着している場合などは、必要に応じて石鹸と流水だけでなく、抗菌石鹸や手指消毒剤も使用しているそうです。
日本看護協会によると、手指衛生のタイミングとして以下が例として紹介されています。
- 患者に触れる前・触れた後
- 病室に入室する前
- 患者の排泄物や体液に触れた後
- 無菌操作や清掃作業を行う前
- 患者関連の物品に触れた後
また、看護の現場では、感染経路と断ち、感染対策を徹底するため手指衛生に使用する物品管理にも力を入れています。具体的には、ポンプ式の液体石鹸を使用したり、ペーパータオルを用意したりなどの方法があります。
看護現場の感染対策マニュアル2:個人防護具の適切な使用
看護の現場における個人防護具とは、マスク、手袋、エプロン・ガウンのことです。個人防護具は患者ごとに交換するなどのルールがありますが、この章では安全に取り扱うための取り扱い時のポイントをそれぞれ紹介します。
個人防護具の取り扱い時のポイント1:マスク
外出時のマスクの着用は一般的になっていますが、看護の現場では次のような点に注意することになっています。
- 口と鼻をマスクでしっかり覆う
- 取り外すときは、ゴム紐だけに触れる
- マスクを一度外したら新しいものに交換する
- 腕や顎にマスクはひっかけない
マスクは一度使用すると表面だけでなく、裏面も汚染されます。マスクを外すときについ大きな面を触ってしまうという人も多いですが、取り外すときは必ずゴム紐だけに触れることが大切です。
また、一度使用したマスクをポケットにいれたり、腕などにひっかけたりするのも看護の現場ではご法度になっています。飲食時にマスクをポケットに入れて保管する人も多いですが、徹底した感染対策としてはアウトになるので注意しましょう。
個人防護具の取り扱い時のポイント2:手袋
看護の現場では、感染対策として手袋を使用されることが多いです。日本看護協会では、手袋は外すときの扱いが重要だとされています。具体的なポイントは、以下の通りです。
- まずは、片方の手袋を外す
- 手袋を外した手が汚染された部分に触れないように指を手袋の内側に入れる
- 汚れた手袋を返すようにして外す
上記の他、「感染予防の基本」では患者ごとに手袋を交換したり、手袋の効果を過信しすぎないようにしたりなどの注意点が記載されています。
個人防護具の取り扱い時のポイント3:エプロン・ガウン
看護の現場では、患者の体液や血液が看護師・医師の体に付着することを防ぐ目的でエプロンやガウンが使用されます。そのため、日本看護協会では布製のエプロン・ガウンの使用や防護具を装着した状態での移動などをしないように呼びかけています。
その他、看護の現場でエプロン・ガウンを使うときは、以下のポイントに注意しているそうです。
- 患者ごとに交換する(使用した防護具は破棄)
- 必要な処置が完了したらすぐに防護具を外す
- 脱ぐときは、エプロン・ガウンの前面には触れない
- 病室や廊下などに使用済の防護具を保存しない
看護現場の感染対策マニュアル3:咳エチケットの実施
感染対策において、1人1人が咳エチケットを守ることが重要です。「感染予防の基本」では、咳エチケットの具体的な方法として以下が記載されています。
- 咳・くしゃみをするときは口・鼻をティッシュなどで覆う
- 体調に何らかの症状が見られるマスクを着用する
- 手にくしゃみやたんなどが着いたときは手を洗う
上記は、看護の現場だけでなく、一般家庭や職場、学校などでも行える感染対策です。誰でも知っている感染対策であるがゆえに、正しい方法を理解して実践できている人が少ない可能性があります。
この機会に、家庭や職場などで適切な咳エチケットについて確認するのも1つの方法です。
看護現場の感染対策マニュアル4:環境整備・清掃
感染対策を徹底するために、看護の現場では毎日清掃を行っています。特に、患者がよく触れる場所は消毒剤入りの洗剤で清拭清掃することになっています。具体的には、患者のベッド周辺、ドアノブ、便器、洗面台などです。
なお、患者の便・尿、体液・血液などで汚れた場所については、次亜塩素ナトリウムが使用されています。
看護現場の感染対策マニュアル5:廃棄物の適切な処理
看護の現場では、患者の体液や血液などが付着したものを感染性廃棄物として適切な処理をすることになっています。具体的には、廃棄物の性状を元にバイオハザードマークを用いて分類しています。
バイオハザードマーク | 性状 | 処理に適している容器 |
---|---|---|
黄 | 鋭利なもの | 耐貫通容器 |
オレンジ | 固形状 | 丈夫な袋・箱 |
赤 | 泥状、液状 | 液が漏れないもの |
新型コロナウイルスなどの感染対策にはAC plusの活用がおすすめ
看護の現場で実践されている感染対策について解説してきましたが、家庭や職場などでもウイルスに感染しないようにしっかり予防することが大切です。いろいろな感染対策がありますが、空間除菌をするなら株式会社ASKが販売しているAC plusの利用がおすすめです。
AC plusは、安定化二酸化塩素をタブレット化した商品です。安定化二酸化塩素はアメリカなどの研究で、除菌効果が期待できることが分かっています。
AC plusをエアコンに取り付けるだけで空間除菌ができるので、気軽に始められる感染対策を探している人に適しています。使用持続期間は約2ヵ月で、商品をまとめて注文することで通常価格よりもお得に購入できるのがポイントです。
一般家庭用だけでなく、業務用のAC plusも取り扱っています。商品の詳しい情報や購入方法が気になる人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
看護の現場では、一般家庭や会社などよりも徹底した感染対策が取られています。
なかなか家や職場で看護の現場のような感染対策を行うのは難しいですが、株式会社ASKのAC plusをエアコンに取り付ければ手軽に感染予防ができます。在宅時の感染対策における問題の解決につながることもあるでしょう。
AC plusは個人用はもちろん、業務用も販売しているので興味がある人は、この機会にお気軽にご連絡ください。シン型コロナウイルスなどの予防・感染対策計画や目標を検討してみましょう。