新型コロナやインフルエンザなど気になるウイルス対策となる感染予防グッズとは

新型コロナウイルスの感染予防に効果的な対策グッズを紹介

・公開日:2021.04.08最終更新日:2021.04.08

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新型コロナウイルスをはじめとする様々な感染症から身を守るためには、職場や自宅などの環境に合わせた適切な感染予防対策が必要です。

この記事では、新型コロナウイルスの主な感染経路と、感染経路の遮断に効果的な感染予防対策グッズをご紹介します。

職場や自宅のコロナ対策を強化したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

新型コロナウイルスの感染経路

感染予防対策グッズの効果を正しく得るには、どのような目的でグッズを必要としているのかをはっきりさせることが大切です。

まずは、新型コロナウイルスの主な感染経路を知り、そのうえで必要となる対策グッズを見ていきましょう。

感染症が発症するまでのプロセス

新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症は、以下の要素・プロセスを経て発症するとされています。

病原体 細菌・ウイルス・寄生虫の存在
病原巣 感染者・動物・食品など、病原体が生存できる環境
排出門戸 病原体が病原巣から出ていく場所(口・鼻・創傷・治療に使った医療器具など)
感染経路 病原巣から出た病原体が宿主に侵入するまでの経路(空気感染・飛沫感染・接触感染・経口感染)
侵入門戸 病原体が宿主に侵入する場所(口・鼻・創傷・治療に使う医療器具など)
宿主 感染を受ける人

<感染症発症のプロセス>

  1. 病原体に感染した人が病原巣(感染源)となる
  2. 感染者による咳・くしゃみ・排泄・吐瀉などから病原体が排出される
  3. 飛沫感染・接触感染などの経路をたどって宿主の体内に侵入
  4. ウイルスへの防御反応を起こす形で感染症を発症する

病原体の感染経路には、主に空気感染・飛沫感染・接触感染・経口感染の4つがあり、新型コロナウイルスは特に飛沫感染・接触感染による感染率が高いです。

飛沫感染

感染者が咳やくしゃみをした際に飛び散ったしぶき(飛沫)をほかの人が吸い込むことで感染する仕組みを飛沫感染といいます。

咳やくしゃみによる飛沫は1~2mほどの範囲まで飛ぶため、半径2m以内における感染リスクが高くなります。

新型コロナウイルスの他、インフルエンザウイルス・風しんウイルス・アデノウイルス・百日咳なども飛沫感染によって拡散されやすい疾患です。

接触感染

感染者の皮膚や粘膜に触れたり、ウイルスが付着したものに触った手で目・口・鼻などを触ったりすることで感染する仕組みを接触感染といいます。

接触感染による感染リスクが高い疾患には、ノロウイルス・水痘・帯状疱疹ウイルス・黄色ブドウ球菌などがあります。

職場・オフィスでの感染予防対策グッズ

新型コロナウイルスは飛沫感染・接触感染のリスクが高いことから、特にこの2つの感染経路を遮断できるような感染予防対策グッズの導入が必要です。

続いて、新型コロナウイルスの感染源となりやすい職場・オフィスへの導入が推奨される感染予防対策グッズについて詳しく見ていきましょう。

パーテーション(アクリル・ビニール)

パーテーションは、職員とお客さんの間に設置する透明の飛沫防止ガードのことです。

テーブルの上で自立できるスタンドタイプや、吊り下げ式のカーテンタイプなどがあります。

パーテーションで保護することで、対面の人に到達する飛沫を1/10程度まで軽減できるといわれており、レジや受付などに広く導入されている感染予防対策グッズです。

マスク・フェイスシールド

フェイスシールドも、飛沫防止の役割を果たす感染予防対策グッズです。

新型コロナウイルスの感染拡大によってマスク着用が一般的となりましたが、マスクだけでは飛沫を防ぎきることが難しいともいわれています。

ウイルスの粒子は細かいため、マスクと合わせてフェイスシールドを着用することで、より飛沫感染のリスクを抑える効果が期待できるでしょう。

ラインテープ・誘導シール

新型コロナウイルスの感染予防対策として、「3密」の回避が重要視されています。

飛沫感染のリスクを抑えるためには、人と人との距離を2m以上とることが理想的ですが、目印がないと距離感がつかめず、感覚の違いでトラブルになる可能性も。

ラインテープや誘導シールなどの感染予防対策グッズを設置して、フィジカルディスタンスを作りやすいよう工夫すると良いでしょう。

消毒液・除菌剤

接触感染のリスク軽減として、出入り口に消毒液などの除菌グッズを設置するのもおすすめです。

アルコール成分(濃度30%~40%以上)にはウイルスの増殖を抑える効果があります。

ただしアルコールはノロウイルスやロタウイルスなどのエンベローブ(脂質膜)を持たないウイルスには効果がありません。

そのため、アルコール消毒液と合わせて、酸化作用のある成分を含む空間除菌剤などを活用すると効果的です。

感染予防対策グッズに使われている酸化作用成分には以下のようなものがあります。

安定化二酸化塩素 酸化した塩素のこと。酸化作用によって細菌・ウイルスを死滅させる効果が期待できる。
次亜塩素酸水 次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液。濃度80ppm以上で新型コロナウイルスの感染力低下に効果的であるという検証結果が発表されている。
次亜塩素酸ナトリウム 塩素系漂白剤の主成分。強い塩化作用を持つ一方、人体への害性も高いため取り扱いには注意が必要

いずれもウイルスの不活化に効果のある成分ですが、中でも安定化二酸化塩素は安全性の高い成分として、近年世界的に注目が集まっています。

新型コロナウイルスなどの感染予防対策にはもちろん、花粉症対策やニオイ対策にも効果が期待できる成分です。

職場に空間除菌用の感染予防対策グッズを導入する場合は、安定化二酸化塩素を使った商品を選ぶと安心です。

家庭における感染予防対策グッズ

ここからは、自宅での感染予防対策に活用できるおすすめのグッズを紹介していきます。

健康管理グッズ

家庭内においては、感染予防対策グッズと合わせて、日々の健康管理に使えるグッズを揃えておくのもおすすめ。

例えば部屋の乾燥を防ぐ加湿器や、血圧や睡眠の質などを記録できるウェアラブル端末などがあります。

また体調の変化を感じたときにすぐ調べられるよう、体温計を用意しておくことも大切です。

消毒液・除菌剤

職場の場合と同様、家庭でも接触感染のリスクを抑えるための消毒液・除菌剤が有効です。

家庭用として除菌剤を購入する場合は、使用する部屋の広さや換気口の有無などによって商品を使い分けることで、より高い効果を発揮します。

例えばトイレや洗面所など、比較的狭い部屋の除菌には、ゲル型の感染予防グッズがおすすめです。

ゲルの中に安定化二酸化塩素などの成分が含まれており、揮発によって自動的に感染予防対策ができるのが特徴。

また玄関やキッチン周りのように、ドア・窓の開閉によって換気される場所の場合は、ミストタイプの感染予防グッズが役立ちます。

ミストタイプの空間除菌グッズは自分の好きなタイミングで除菌剤を散布できるため、換気の際に成分が出ていってしまう心配がありません。

その他、リビングや寝室などの広い部屋の除菌を行う場合は、タブレットタイプの感染予防グッズが便利です。

エアコンフィルターに取り付けるだけで、送風機能によって自動的に部屋全体を除菌できるのがポイント。

エアコン内部に設置するため、赤ちゃんやペットの動物が誤って触ったり飲み込んだりする心配もなく、安心して使用できる商品となっています。

携帯用品を持ち歩くのもおすすめ

外出からの帰宅時には、外で付着したウイルスを家庭内に持ち込まないようにすることも大切です。

この場合は玄関前で手指消毒ができるよう除菌スプレーをカバンに携帯したり、除菌シートを玄関に置いたりといった感染予防対策が有効となります。

また接触感染の対策として、ドアノブをタッチレスで開閉できるドアオープナーなどのグッズも人気です。

まとめ

  • 新型コロナウイルスは飛沫感染・接触感染による感染リスクが高い
  • 職場には、対面時の飛沫感染を防ぐパーテーションやフェイスシールドといった感染予防対策グッズの導入がおすすめ
  • 家庭内の場合は、部屋の広さや機能に合わせた除菌グッズの設置が有効

感染予防対策グッズはむやみに購入しても意味がなく、場所や用途に応じて適切なグッズを選ぶことが大切です。

感染症の仕組みを理解し、正しい感染予防対策を行っていきましょう。

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