みんな一度は気になったことがある?!お部屋の匂い対策とは
・公開日:2021.06.10最終更新日:2021.06.10
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部屋の中で生活していると、ふと嫌な臭いを感じることがあるでしょう。発生源が分かれば、対処のしようがあります。
しかし、原因が不明だと「どうすれば臭くなくなるのか」と頭を悩ませてしまうケースも珍しくありません。
そこで今回は、部屋の臭い原因について詳しく解説します。原因を知ったうえで、臭いを取る具体的な対策を確認していきましょう。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- 部屋の臭いが取れなくて困っている人
- 部屋がくさい原因がわからない人
- 部屋の臭いに有効な対策が知りたい人
場所別に臭いの原因を特定しよう
部屋の臭いは、場所によって原因が異なります。この章では、家の中の場所別に、考えられるに臭いの原因を確認しましょう。
キッチンのにおいの原因
キッチン(台所)の臭いの原因として考えられるのは、食べ物や排水溝、油かすです。
排水溝にたまる生ごみは、臭いの原因になる細菌の栄養分になります。
特に夏場は頻繁に排水溝を掃除しなければ、酸っぱいニオイがキッチンだけでなく、部屋全体に広がってしまうこともあるでしょう。
食べ物のゴミのほか、油かすもキッチンが臭い理由になることがあります。
野菜や肉などを炒めたときなどに、フライパンから飛び散った油をそのままにしているとキッチンが油臭くなります。
コンロの周りの油をさっとふき取るだけでなく、定期的に換気扇もしっかり掃除しなければキッチンのにおいはなかなか取れないので注意が必要です。
玄関のにおいの原因
玄関の臭いの原因は、汗が染みついた靴であることが大半です。
一人暮らし用のワンルームの部屋などだと靴箱が用意されていないケースも多いため、玄関のにおいが部屋の中まで入ってくることもあるでしょう。
また、靴箱の中で発生したカビが玄関の臭いの原因になっている場合も珍しくありません。
たくさん汗をかいた日など、靴の臭いが気になる日は、ニオイの状態をよく確認しておく必要があるでしょう。
お風呂場・トイレのにおいの原因
お風呂場やトイレの臭いの原因は、カビやヘドロであると考えられます。
人間の皮脂は、カビを発生させる要因になります。また、お風呂場やトイレは、ある程度の温度があり、水分もある環境なのでとてもカビがはえやすい場所です。
また、お風呂場の排水溝にたまる髪の毛を定期的に掃除していないと、ヘドロ化して強いにおいが発生します。
石鹸カスや皮脂と混ざることで、ドロドロと気持ち悪いものになるので、ヘドロ化した髪の毛はなかなか掃除する気にならないでしょう。
また、トイレではアンモニアが臭いの原因になっていることがあります。
人間が生きていく以上、トイレでアンモニアを発生させないのは難しいので、対策をとる必要があるでしょう。
部屋の臭いの原因とは
ここまで部屋の場所別に、臭いの原因を解説してきました。
ここからは、部屋全体に共通する臭いの原因を3つ見ていきましょう。
原因1:食べ物
キッチンのにおいの原因でも触れましたが、食べ物は部屋の悪臭の原因の1つになります。
特に、夏場は気温が高く、食べ物が腐りやすいので生ごみから悪臭を感じることが多いでしょう。
一人暮らしで部屋の数があまりないと、キッチンの悪臭が寝室や玄関などの別の場所にも広がって、部屋全体の空気が悪くなる可能性があります。
カーテンやホコリなどにキッチンの匂いがつくと非常に厄介なので、後述する臭い対策を徹底してください。
原因2:生活臭
生活臭とは、たとえば次のようなにおいのことです。
- タバコのヤニ・煙
- 汗
- 皮脂
- ペットのニオイ
以上のようなニオイは、布製のカーテンやソファ、部屋の中のホコリに吸着します。
生活臭が部屋に付き始めていることに気づかずに放置すれば、部屋全体が悪臭に包まれてしまうでしょう。
生活臭が厄介なのは、部屋で生活している人は鼻が慣れてしまって異臭を感じられないケースが多いことです。
臭くなければ、部屋の臭いの原因を探そうという行動も起こさないでしょう。
部屋に来た人に臭いを指摘されて、生活臭の悪臭に気づくケースも少なくありません。
原因3:エアコン
夏場に利用することが多いエアコンは、しっかり掃除していないと内部でカビが発生します。
カビまみれのままでエアコンを運転すれば、嫌なニオイだけでなく、カビも風に乗って部屋全体で広がるので注意が必要です。
エアコンは、冷風や温風を出すときに吸気口から空気を吸い込み仕組みになっていますが、このとき汚れやホコリも一緒に吸い込みます。
汚れやホコリはカビのエサになるので、臭いの原因に気づかずにエアコンを運転し続ければ、どんどん部屋の臭いが強くなることが予想されます。
すぐに部屋のいやなニオイを消す方法とは
部屋のにおいの原因が分かったら、後は対策をするだけです。
この章では、急に来客があるときやいち早く悪臭を消したいときなどに有効な、すぐに部屋の臭いを取るための方法を解説します。
窓やドアを開けて換気する
部屋の中で臭いを感じるときは、まず、窓やドアを開けて空気を入れ替えてみましょう。
日常的に換気をしている人は多いかもしれませんが、臭いが気になるときは部屋の中にたまった臭いをしっかり外に出す工夫をすることが大切です。
具体的には、扇風機やサーキュレーターを使って換気を行います。
解放した窓やドアに向かって、扇風機・サーキュレーターの風を送りましょう。
こうすることで、部屋にたまった臭い空気が外に出ていきやすくなります。
濡れたタオルで脱臭する
外気温が高い夏場や窓を開けにくい深夜など、換気ができないときは、濡れたタオルを使いしましょう。
やり方は、いつも使っているタオルを水に濡らして、適度に絞ります。タオルを触ると水気を感じるくらいに調整すると良いでしょう。
濡れたタオルの準備ができたら、後は部屋の中で数分タオルを手で振り回すだけです。
誰でもできる簡単なにおい対策ですが、部屋の中で濡れたタオルを振り回すと、タオルの水分が嫌なにおいを吸収してくれます。
タオルに良い匂いがするアロマオイルを少しだけ染み込ませておくのもおすすめです。
濡れたタオルを使った脱臭方法は、水に溶けやすいにおいの性質を利用した対策です。
においがするカーテンや服にスチームアイロンをかけると臭いがとれるのは、この性質をうまく活用しています。
嫌な臭いが発生しない部屋にするための対策を紹介
ここまで、部屋の中で嫌な臭いが発生したときの対策を解説しましたが、そもそも臭いが出ないような対策をとることも大切です。
この章では、部屋の中で臭いを抑えるための対策を4つ紹介します。
エアコンに消臭タブレットを取り付ける
エアコンに安定化二酸化塩素でできたタブレットを取り付けると、部屋の中で発生するさまざまな臭いを消臭できます。
人間の汗のにおいはもちろん、ペットや食べ物、カーテンの嫌なにおいも取れるのがポイントです。
株式会社ASKのAC plusなら、エアコンの吸込口に置くだけで約2か月間消臭効果の持続が期待できます。
換気をしたり、濡れたタオルを回したりするのが難しい場合でも、この方法ならエアコンの電源を入れるだけなので時間を気にせずにニオイ対策ができるでしょう。
こまめに掃除する
臭いの原因がはっきりしている場合は、その場所を清潔に保つことが一番の匂い対策になります。
キッチンの排水溝をこまめに清掃したり、トイレ掃除を頻繁に行ったりすれば、嫌な臭いが発生することが減るでしょう。
しかし、一人暮らしなど、仕事で忙しくて掃除に手が回らないという場合は、別の匂い対策を併用する必要があります。
空気を入れ替えるのが難しい場所には、消臭剤を設置する
部屋の中には、間取り的にしっかり換気できない場所もあるでしょう。この場合は、消臭剤を購入して近くに設置するのがおすすめです。
消臭剤の効果はアイテムによって異なるので、ネットなどで利用者の口コミを参考に原因や部屋の場所に適したものを購入すると良いでしょう。
良い匂いがするアイテムを部屋に置く
薬局や雑貨屋に行くと、アロマデュヒューザーなどの部屋で良い匂いが楽しめるアイテムが多数販売されています。
「アロマ」と聞くと、「女性しか使えないもの」と感じてしまう男性は多いでしょう。
しかし、女性らしいデザインの商品だけでなく、男性が部屋に置いていても変に思われないシンプルなアイテムもあります。
部屋の臭いの原因にアプローチするアイテムもあるため、この機会に購入を検討するのも1つの方法です。
まとめ
部屋で感じる嫌な臭いには、必ず原因があります。臭いを取るためには、発生元を突き止めて適切な対策をとることが大切です。
部屋の臭い対策にはいろいろな方法がありますが、今回紹介した内容を参考に、自分の部屋やにおいの原因に適した方法を試してみてください。