お部屋の換気のタイミングとは?その他おすすめの匂い対策などご紹介
・公開日:2021.07.09最終更新日:2021.07.09
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部屋で生活していると、カビや食べ物の匂いが気になったり、生活臭に気づいたりすることがあります。
部屋で悪臭がした場合、窓やドアを開けて換気する方法をとる人が多いでしょう。
しかし、空気を入れ換えたはずなのに、なかなか匂いが取れない経験をしたがある人も多いはずです。
そこで今回は、部屋が臭いときに換気する方法の有効性について解説します。
正しい換気の方法や換気ができない・してもニオイが取れない場合の代替策もあわせてチェックしましょう。
そもそも部屋の臭いの原因とは
部屋の臭いの原因はさまざまですが、代表的なものとしては次のような原因が考えられます。
- タバコ
- 汗・皮脂
- ペット
- エアコンのカビ
- 食べ物
- 生ごみ
部屋の臭い問題を根本的に解決するためには、臭いの原因となっている場所を特定して状況に応じた対処が必要です。
部屋を換気するのも1つの方法ですが、まずは部屋の中で原因を突き止めてみましょう。
換気は臭い対策になる?
部屋の窓を開けて換気を行うと、空気の汚れやウイルス・菌などを薄めたり、排出したりできます。
臭い成分も空気の入れ替えによって外に放出され、新しい新鮮な空気が部屋に入ってくることで嫌な臭いがしなくなる効果があります。
したがって、部屋の臭いが気になる場合は、適切な方法で換気をすることで匂い対策が可能です。
正しい部屋の換気テクニックを紹介
「部屋の換気=窓を開けるだけ」と考えている人が多いですが、実は窓を開放するだけでは効果的な換気は行えません。
この章では、部屋の空気をしっかり入れ替えられるように、換気の具体的なポイントを解説します。
対角線上に複数の窓を開ける
換気をしても部屋の臭いがなかなか取れない場合は、窓の開け方に原因があるケースも珍しくありません。
しっかり空気を入れ替えたいときは、対角線上に複数の窓を開放することをおすすめします。
隣同士に設置された窓を2枚開けても、部屋の中で空気の通り道ができにくいため効率よく臭いを外に放出できません。
窓が複数ある場合は、対角線を意識して窓を開けることがポイントです。
風が弱いときは開放する幅を狭める
外の風が弱かったり、風向きの関係で部屋に空気が入ってきにくかったりするときは、窓の幅を狭くしましょう。
こうすることで、部屋に入ってくる空気の速度を上げられます。外からの風速が強いと、部屋の奥まで新鮮な空気が入りやすくなる効果が期待できます。
部屋に複数の窓がある場合は、一方の窓の幅を小さくして、もう一方を全開にすると空気の通り道ができやすいのでぜひ試してみてください。
扇風機・サーキュレーターを活用する
一人暮らしなどで部屋に窓が複数ない場合は、扇風機やサーキュレーターを活用する方法があります。
換気のやり方としては、窓を開放した状態で臭いがする場所から外に向けて扇風機・サーキュレーターで風を送るだけです。
逆向きに風を送ってしまうと、部屋の臭いが外に出ていきにくくなるので注意してください。
24時間換気システムを利用する
24時間換気システムとは、建築基準法によって定められたものです。
このシステムがあるため、マンションやアパート、一戸建てなどの建築物は1時間で部屋の中の空気が半分入れ替わるようになっています。
24時間換気システムは常に運転させることが推奨されていますが、部屋によってはシステムがオフになっている可能性があります。
外と部屋の温度にそこまで差が出ない時期は、24時間換気システムを利用して臭いを部屋の外に出すのがおすすめです。
換気できない・しても効果がない場合の対処方法
換気は部屋の臭い対策に効果的な方法ですが、時間帯やご近所との関係によっては窓を開けて空気を入れ替えるのが難しいこともあるでしょう。
また、正しい方法で換気をしても、なかなか部屋から臭いが消えないケースも珍しくありません。
そこでこの章では、換気以外の方法で部屋の臭いを取る方法を解説します。
ニオイ対策①エアコンに消臭タブレットを設置する
安定化二酸化塩素が含まれたタブレットを部屋に設置されたエアコンの吸込口に設置すれば、臭いを消す効果が期待できます。
また、汗やペット・食べ物の臭いなど、いろいろな臭いを取り除けるため非常に便利です。
臭いの原因を部屋から取り除いても、臭いがなかなか取れない場合はAC plusの購入をおすすめします。
ニオイ対策②空気清浄機を臭いの発生場所近くにおく
空気清浄機は部屋の換気はできませんが、空気中の汚れを綺麗にしてくれます。
臭いの原因になっているものをフィルターで吸着してくれるため、換気をしなくても臭いが取れることがあるのです。
最近では、空機清浄機能だけでなく、脱臭機能が付いた製品も販売されています。
通常の空気清浄機よりも値段が高額になりますが、窓を開けて換気するのが基本的に難しい場合はこの機会に購入を検討しても良いかもしれません。
ニオイ対策③キッチンは生ごみの管理を徹底する
キッチンは狭い空間でありながら、強い臭いが発生する原因になりうる場所がたくさんあります。
例えば、フライパンからの油が飛び散りやすいコンロや食べ物の臭いを吸い込んでくれる換気扇、お皿や野菜などを洗うシンク、汚水が流れる排水管などがあるでしょう。
キッチンの臭いを抑えるためには、生ごみの管理を徹底することが大切です。
生ごみが出たらしっかり水気を取り、密閉容器に入れてごみの日まで保管することで部屋に嫌な臭いが広がりません。
このとき、排水溝にたまった生ごみも忘れずに処理しましょう。
ニオイ対策④トイレ・お風呂は定期的に掃除すればカビ臭くならない
トイレやお風呂は、定期的に掃除しなければすぐに嫌な臭いが発生します。
トイレの臭いの主な原因は尿に含まれるアンモニア、お風呂の場合はカビであることが多いです。
トイレの裏でカビが繁殖していることもあるので、掃除しやすい箇所だけでなく、きちんと裏まで確認することをおすすめします。
ニオイ対策⑤玄関は靴の乾燥を意識する
玄関は、汗が染み込んだ靴が臭いの原因になります。特に、一人暮らしなどでワンルームに住んでいると、部屋全体にその臭いが広がるので注意が必要です。
靴を履いた後は靴箱にしまう前に、乾燥剤を使って湿気を取るようにしましょう。
十分乾いても臭いが取れない場合は、消臭剤を使ったり、靴自体をクリーニングしたりする方法が有効です。
まとめ
部屋の中が臭いときは、窓を複数カ所あけて空気を入れ替えることが大切です。
一人暮らしの部屋など、窓が複数ない場合は扇風機やサーキュレーターを活用して、部屋の空気を外に出して換気しましょう。
しかし、部屋の換気ができない時間帯や隣人とのトラブルが気になる場合など、窓をあけて空気を入れ替えるのが難しい場合もあります。
こうした場合は、エアコンに部屋の臭いを取ってくれる効果があるタブレットを設置したり、空機清浄機を購入したりなどの方法が有効です。
焼肉をした後など、強い臭いが充満したまま空気の入れ換えをしないと、部屋に臭いが染み付きやすいので悪臭の原因になります。
今回紹介した方法を参考に、部屋の臭い対策を考えてみてください。