感染症対策で注目される空間除菌。その効果や影響とは

空間除菌剤とは?ウイルス対策への効果とおすすめ商品

公開日:2021.03.01最終更新日:2021.03.29

空間除菌剤とは、二酸化塩素や次亜塩素酸水などの成分を放出することで、空気中に浮遊する細菌・ウイルスを不活化できるとする商品のことです。

この記事では、空間除菌剤の主な成分とその効果、また様々なタイプの空間除菌剤の使い分けについて解説。

数ある空間除菌剤の中で人気の高いおすすめ商品も紹介しているので、室内のウイルス対策でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

空間除菌剤に使われている成分の種類と効果

空間除菌剤とは、細菌やウイルスの不活化に有効とされる成分を使用した除菌商品のことです。

まずは、空間除菌剤の特徴と、使用成分の効果について詳しく見ていきましょう。

カビ除去や花粉症対策にも?空間除菌剤の特徴

空間除菌剤は、主に空気中に浮遊している細菌やウイルスの機能を低下させるための商品です。

成分の揮発や空気循環といった性質を利用し、室内に設置しておくだけで除菌成分を空気中に放出させられるタイプの商品が多いです。

テーブルやドアノブなどに付着した細菌・ウイルスを除去する物体除菌用の商品と使い分けながら活用することで、更なる効果を期待できます。

空間除菌剤はウイルス除去を目的とした商品ですが、使われている成分によっては以下のような効果を得られる可能性もあります。

  • 消臭・芳香効果
  • カビ除去効果
  • 花粉症・ダニ対策 など

キッチン周りや洗面所など水気の多い場所にはカビ除去効果のある商品、トイレや車内などニオイが気になる場所には消臭効果のある商品がおすすめです。

空間除菌剤を設置する場所や用途に適した付加価値を持つ商品を選ぶことで、より高い満足度を得られるでしょう。

空間除菌剤の成分①:次亜塩素酸水

次亜塩素酸水とは、塩化ナトリウム水溶液(=食塩水)を電気分解した成分のことです。

日本では医療機器の消毒剤や、野菜・調理器具の消毒を行う食品添加物としての使用が厚生労働省により認可されています。

次亜塩素酸水はインフルエンザやノロウイルスなど、様々な種類の細菌・ウイルスを不活化する効果があります。

また経済産業省からは、昨今の新型コロナウイルスに対する感染予防効果も期待できると発表がありました。(濃度80ppm以上の場合)

次亜塩素酸水を使った空間除菌剤としては、スプレータイプ・置き型タイプ・加湿器用の商品などが販売されています。

空間除菌剤の成分②:次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムとは、塩素系漂白剤の主成分として使われている強アルカリ性の成分を指します。

塩素系の刺激が強く皮膚への害性もあるため、空間除菌ではなく物体除菌用の商品に含まれていることが多いです。

こちらも幅広い種類の細菌・ウイルスに対して機能を低下させる効果を持っています。

なお次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は名前や効果がよく似ていますが、成分としては全く異なるものであるため、使い方など間違えないよう注意が必要です。

空間除菌剤の成分③:二酸化塩素

二酸化塩素は強い酸化作用を持つ成分で、細菌・ウイルスを構成する外殻(タンパク質)を破壊することによって、構造そのものを変質させる効果があります。

次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム同様、ウイルスの種類や変異にかかわらず効果が期待できる話題の成分です。

二酸化塩素は空間除菌剤としてだけでなく、プール・浄水処理施設における消毒剤などにも活用されています。

また二酸化塩素は水に溶けやすい性質を持つことから、アルカリ性の水溶液に溶け込ませた溶存液での利用も可能です。

こちらは「安定化二酸化塩素」と呼ばれ、長期保存が可能で安全性の高い成分として広く商品化が進んでいます。

商品の形状ごとの活用シーンと注意点

空間除菌剤は成分の種類が多いだけでなく、商品の形状にも様々な種類があります。

続いて、空間除菌剤の形状ごとの特徴と使い分けについて詳しく見ていきましょう。

ストラップタイプ

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、首かけタイプのストラップ型空間除菌剤も多く出回るようになりました。

ネームホルダー型やペン型の商品があり、身に付けているだけで除菌効果が得られるお手軽さから話題に。

ただし、こちらは除菌できる範囲が限定的で、風通しの良い場所などではあまり効果を得られません。

また素肌に直接触れるような付け方をしていると、化学やけどなどの事故につながる可能性も。

過去には消費者庁からの注意喚起や行政指導なども行われています。

首下げタイプの空間除菌剤を購入する際は、効果が限定的であることや取り扱いに注意が必要である点を理解したうえで商品選びを行いましょう。

スプレータイプ

スプレータイプの空間除菌剤は空間除菌にも物体除菌にも使いやすいのが特徴です。

また室内の除菌はもちろん、ミニサイズのスプレーをカバンなどに携帯しておくことで、外出先での手指消毒などにも使うことができます。

ただし成分によっては手指消毒に向かないものもあるので、携帯用の商品を購入する際は成分を必ずチェックしましょう。

置き型(ゲル・ミスト・タブレットタイプ)

室内の除菌を行うのであれば、置き型の空間除菌剤がおすすめです。

置き型商品にもいくつかの商品がありますが、代表的なものにゲル状の空間除菌剤があげられます。

除菌成分を含んだゲルを設置することで、徐々に成分が揮発して空気中の細菌・ウイルスを不活化する仕組みです。

こちらはトイレや洗面所などの比較的狭いスペースにおける空間除菌に適しています。

また空気の流れがある場所では、必要なときに除菌を行えるミストタイプの商品もおすすめ。

外出時にミストを噴射しておくことで、出かけている間に室内の除菌を行ってくれるのがポイントです。

その他、最近ではエアコンのフィルターに設置するタイプのタブレット型空間除菌剤も登場しています。

エアコンの送風によって部屋全体に除菌成分を散布できるため、リビングなど広い室内での空間除菌に最適。

ゲル・ミストタイプの商品ではカバーできない範囲まで除菌できる他、フィルター部分に設置することで赤ちゃんやペットが誤って触れたり口に入れたりする心配もありません。

感染予防におすすめの空間除菌剤を紹介!

最後に、空間除菌剤として販売されている商品の中からおすすめのものをピックアップしてご紹介。

様々なタイプのものをまとめているので、空間除菌剤の商品選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ゲルタイプ:OXIDER(オキサイダー) 置き型 90g/180g/320g

「オキサイダー」はCLO2 Labから販売されている置き型の空間除菌剤です。

除菌成分として二酸化塩素が使われており、成分の揮発によってウイルス除去・カビ除去・消臭などを行います。

成分の放出量を自分で調整できたり、取り換えの目安を判断できる目盛りが付いていたりと、便利な機能が備わった人気の空間除菌剤です。

ゲルタイプ:cleverin(クレベリン)置き型 60g/150g

「クレベリン」は大幸薬品が販売する空間除菌剤です。

ゲルタイプの他にも、スプレータイプやスティックタイプなど様々な形状の空間除菌剤が販売されています。

クレベリンは見た目がシンプルなため、インテリアの面でも置き場所に困らない点が人気です。

ミストタイプ:Dr.DEO(ドクターデオ) 家庭用・部屋用 25ml/55ml

「ドクターデオ」はミスト噴射によって瞬間的にウイルス除去を行うことができる空間除菌剤です。

ボタンを押すことでミストが噴射されるので、必要なときに自分のタイミングで除菌できるのがポイント。

室内はもちろん、車内などの除菌にもおすすめとなっています。

タブレットタイプ:AC plus(エーシープラス)家庭用・業務用 30g

「AC plus」はエアコンのフィルターに設置するタイプのタブレット型空間除菌剤です。

家庭用エアコンだけでなく天カセエアコンにも対応しており、店舗や会社の施設などでの利用もおすすめです。

またAC plusは安全性の高い「安定化二酸化塩素」を使用しているため、人体への影響もありません。

AC plusは細菌・ウイルスの不活化をはじめ、以下のようなカビの除去・ニオイ消しにも効果が期待できます。

ウイルス・カビの除去 157・大腸菌・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌・レジオネラ菌 等 病院のMRSA・院内感染対策・院内の消臭・器具の滅菌
有機悪臭の分解 アンモニア臭・タバコ臭・ペット臭・体臭・室内干臭・シューズ臭・生ゴミ臭・その他の悪臭

まとめ

  • 空間除菌剤とは空気中の細菌・ウイルスを不活化させるための商品で、二酸化塩素などの成分が使われている
  • 空間除菌剤の形状によって適した用途や設置場所が異なるため、利用目的をはっきりさせてから商品を選ぶのがおすすめ
  • リビングや子供部屋、また店舗などの広い空間を除菌する場合は、エアコンに設置できる「AC plus」が便利

新型コロナウイルスの感染対策として空間除菌剤を利用する方が増えていますが、期待する効果を得るには適切な商品選びが大切です。

商品に使われている成分や形状をしっかり比較し、用途に合わせた空間除菌剤を見つけてみてくださいね。

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