手軽に持ち運べるおすすめの携帯除菌グッズとは

空間除菌剤によるウイルス対策の効果は?携帯用商品の種類と使い方

・公開日:2021.10.04最終更新日:2021.10.05

新型コロナウイルスの感染拡大以降、様々な形状・成分の空間除菌グッズを見かけるようになりました。

中でも携帯用の空間除菌グッズは手軽に使えるとして注目を集めましたが、本当に除菌効果を得られるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、一般的なウイルスの感染経路を紹介するとともに、ウイルス対策に効果的な手法・成分について解説していきます。

また話題となった携帯用空間除菌剤の種類や効果などもまとめているので、携帯用グッズの購入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

空間除菌とは?新型コロナウイルスへの効果

空間除菌とは?新型コロナウイルスへの効果

まずは、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の病原体がどうやって人の体に取り込まれるのか、主な感染経路について詳しく見ていきましょう。

また感染対策に効果があると言われる3つの基本的な予防策も紹介していきます。

新型コロナウイルスの主な感染経路

様々な感染症を引き起こす病原体は、主に以下の4つの経路をたどって人の体に取り込まれます。

感染経路 仕組み 感染しやすいウイルス
空気感染 咳やくしゃみなど、感染者の口から飛び出したウイルスが、感染性を維持したまま空気の流れによって拡散され、周囲の人がそれを吸い込んだために感染 結核菌・麻しんウイルス・水痘・帯状疱疹ウイルスなど
飛沫感染 咳やくしゃみなど、感染者の口から飛び散ったしぶき(飛沫)を近くにいる人が吸い込むことで感染 インフルエンザウイルス・風しんウイルス・アデノウイルス・百日咳など
接触感染 感染者の皮膚や粘膜、またウイルスが付着している物を触った手で、自身の口や鼻に触れることで感染 ノロウイルス・インフルエンザ・水痘・帯状疱疹ウイルス・黄色ブドウ球菌など
経口感染 ウイルスが付着した飲料・食品を口にすることで感染 ノロウイルス・O157・サルモネラ菌など

新型コロナウイルスは上記の中でも飛沫感染・接触感染による感染率が高いとされていますが、空気感染・経口感染のリスクもゼロではないため、多角的に感染対策を行うことが大切です。

手指消毒・物体除菌・空間除菌で感染対策

新型コロナウイルスなどの感染症に対する一般的な予防策として、「手指消毒」「物体除菌」「空間除菌」の3つが挙げられます。

手指消毒

手指消毒とは、手や指に付着した病原体を除去することで、接触感染・経口感染の予防に効果的です。

ハンドソープや石けんで手を10秒程度もみ洗いし、その後流水で15秒程度すすぐことで、手指に付着した病原体を1万分の1程度まで減らす効果が期待できます。

また70%以上の濃度に調節したエタノールでアルコール消毒を行う方法もおすすめです。

物体除菌

物体除菌は、モノに付着した病原体を除去することで、こちらも接触感染・経口感染の予防に効果的です。

主な除菌方法としては、80℃以上の熱水に10分程度さらすことで病原体を死滅させる“煮沸消毒”があります。

またテーブルやドアノブなど熱水消毒が難しい箇所に関しては、塩素系漂白剤や洗剤による拭き取り消毒が効果的とされます。

空間除菌

空間除菌は、空気中に浮遊している病原体を除去することで、空気感染・飛沫感染の予防に効果的です。

空間除菌には除菌成分を含む消毒スプレーや置き型除菌剤などを利用するのが一般的です。

換気・マスク着用といった感染対策と組み合わせて活用することで、より高い効果を期待できるでしょう。

携帯用の空間除菌剤に含まれる成分

携帯用の空間除菌剤に含まれる成分

続いて、携帯用の空間除菌剤に使用されることの多い主な除菌成分の特徴を紹介していきます。

成分によって効果を発揮する病原体の種類なども変わってくるので、携帯用商品を購入する際の参考として一通りチェックしておきましょう。

アルコール

消毒用のアルコールとして広く使用されている成分がエタノールです。

一般的な商品は30%~40%程度の濃度に調整されており、こちらでも十分な除菌効果が期待できます。

より強力に除菌したい場合は濃度50%以上(新型コロナウイルス対策の場合は70%以上95%以下)のものを選ぶと良いでしょう。

ただし、アルコール系の除菌剤はエンベロープ(脂質膜)を持たないウイルスに対しては効果を見込めません。

新型コロナウイルスには有効であるものの、ノロウイルスやロタウイルスなどの予防には使えない点に注意が必要です。

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水は次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液で、酸性電解水と呼ばれることもあります。

濃度80ppm以上の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスの感染力低下に効果的であることが独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の検証で確認されています。

アルコールと異なり、エンベロープを持たないウイルスにも一定の効果を見込める点がポイントです。

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤などに使われている強アルカリ性の成分です。

こちらもエンベロープの有無にかかわらず高い除菌効果を見込めるものの、同時に人体へ悪影響を与えるリスクもあるため取り扱いには注意が必要。

キッチンの水回りやトイレ・浴室などのカビ取りには効果的ですが、携帯用商品に関しては、次亜塩素酸ナトリウムを使用したものはなるべく避けた方が良いでしょう。

安定化二酸化塩素

安定化二酸化塩素とは、二酸化塩素ガスをアルカリ性水溶液に溶け込ませた物質のことです。

次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムを上回る強力な除菌効果を持ちつつ、人体への害性もない安全な成分としてFDA(米国食品薬品局)・EPA(米国環境保護庁)・WHO(世界保健機関)などでも認証を受けています。

また携帯用空間除菌剤の中にも、この安定化二酸化塩素を使用した商品が増えてきており、今後ますます注目を集めることが予想される成分です。

携帯用除菌グッズの種類と効果

携帯用除菌グッズの種類と効果

ここからは、携帯用の手指消毒・物体除菌・空間除菌アイテムの主な形状と特徴、使われている成分などを解説していきます。

首下げ・ストラップタイプ

携帯用空間除菌剤の中でも特に話題を呼んだのが、首から下げて使うストラップタイプの空間除菌剤です。

ネックストラップにネームカード型の除菌剤が付属しており、除菌剤に含まれる成分が放出されることで空間除菌を行う仕組みとなっています。

首に掛けているだけで空間除菌ができるという手軽さが評判でしたが、こちらは効果を得られる範囲が非常に狭い点に注意が必要です。

狭いスペースかつ密室の空間であればある程度の除菌効果を期待できるものの、風通しの良い場所や広いスペースではほとんど効果を見込めません。

また次亜塩素酸ナトリウムを使用した携帯用空間除菌剤で化学やけどを起こした例もあり、一部の携帯用商品に関しては消費者庁からの行政指導が入っています。

首かけタイプの携帯用空間除菌剤を購入する場合は、どの範囲まで効果があるのか・どの成分が使われているのかなどを確認したうえで選ぶようにしましょう。

スプレータイプ

手指消毒用のアルコールスプレーや、衣類に吹きかける除菌スプレーの中には、携帯用のミニサイズ商品を展開しているものもあります。

携帯用のミニスプレーなら使い勝手が良いだけでなく持ち運びにも便利なため、カバンの中に常備しておくと良いでしょう。(揮発性が高く発火のリスクがあるため車内への放置はNG)

物体除菌・空間除菌を目的として携帯用のミニスプレーを購入する場合は、安定化二酸化塩素を使用したものがおすすめです。

シートタイプ

手指消毒には、アルコールを含んだシートタイプの携帯用除菌グッズもおすすめ。

シートタイプなら拭き取りによる除菌ができるため、テーブルやイスなど身の回りの物体除菌にも活用できます。

スプレータイプと比べて液漏れなども起こりにくいので、携帯用としてカバンに入れて持ち歩く際にも便利です。

まとめ

  • 新型コロナウイルスなどの感染症を予防するには、手指消毒・物体除菌・空間除菌による対策が必要
  • 除菌効果のある主な成分として、アルコール・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム・安定化二酸化塩素がある
  • 携帯用除菌グッズを購入する場合は、アルコールや安定化二酸化塩素などの有効かつ安全な成分の商品を選ぶのがおすすめ

外出先での携帯用除菌グッズの活用に加え、家庭内での感染対策も徹底することで、より感染リスクを抑える効果が期待できます。

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