喫煙ルームでも必要!ホテル・旅館における部屋の匂い対策とは

ホテルや旅館でのお部屋や喫煙ルームでの匂い対策のおすすめの方法とは

喫煙ルームでも必要!ホテル・旅館における部屋の匂い対策とは

・公開日:2021.07.09最終更新日:2021.07.09

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ホテルや旅館の客室は様々な人が入れ替わりで利用するため、日々の汚れ・匂い対策の徹底が求められます。

この記事では、特に“喫煙”に関するトラブル事例や、部屋の匂いの原因として考えられるその他のポイントを解説。

喫煙による部屋の匂いを解決するためのおすすめ手法も紹介しているので、ホテル・旅館を経営している方はぜひ参考にしてみてください。

喫煙関連で起こりやすいホテルの部屋トラブル

喫煙関連で起こりやすいホテルの部屋トラブル

喫煙ルームを用意しているホテル・旅館の場合、タバコの匂いや煙によるトラブルに注意が必要です。

まずは、ホテル・旅館の部屋における喫煙のリスクを解説していきます。

禁煙ルームなのにホテルの部屋が臭い

喫煙に関するホテルのトラブルとして多いのが、部屋に残るタバコの匂いが気になるというクレームです。

基本的には喫煙ルーム・禁煙ルームで部屋を分けているホテルが多いと思いますが、予約状況によっては喫煙者が禁煙ルームに宿泊するケースもあるでしょう。

部屋の中ではタバコを吸っていなくても、普段から喫煙している方は体臭や口臭に表れるため、退室後の部屋にタバコの匂いが残ることがあります。

また禁煙ルームにもかかわらず、宿泊者が部屋で喫煙してしまうというケースもあるようです。

その他、最近は客室を全面禁煙としているホテル・旅館も増えていますが、かつて喫煙ルームとして使用していた部屋の場合は、タバコの匂いが染み付いている可能性が高いです。

「禁煙ルームを選んだのに部屋が臭い」というクレームにつながらないよう、きちんと匂い対策を施す必要があるでしょう。

寝煙草や不始末による火災の可能性

ホテル・旅館側で事前に防ぐことが難しいトラブルとして、寝煙草や吸い殻の不始末による火災が挙げられます。

ベッドやカーペットが焦げる程度で済めば良いですが、過去にはタバコが原因で死傷者を出す火災となった事例もあり、ホテルが大きな被害を受けるリスクも少なくありません。

体調への悪影響

タバコに含まれるタールやニコチンといった成分は、人体への毒性を持つ有害物質です。

これは喫煙している本人はもちろん、受動喫煙によって周囲の人にも影響を与える点に注意が必要。

ホテルのスタッフに喫煙者がいる場合は、喫煙スペースや時間を細かく指定するなど、宿泊者に影響を及ぼさない工夫を施すことが大切です。

ホテルの部屋の匂いが臭くなる原因は喫煙以外にも

ホテルの部屋の匂いが臭くなる原因は喫煙以外にも

オープン当初から禁煙ルームとして使用しているにもかかわらず、部屋が臭い・匂いが気になるという場合は、タバコ以外の原因があるかもしれません。

続いて、喫煙とは異なる理由で部屋が臭くなるケースについて解説していきます。

水回りに発生したカビ

梅雨の時期などは、部屋が湿気ることでカビが発生してしまうケースがあります。

特に日本人の場合はシャワーよりもバスタブを利用することが多いため、浴室を中心として部屋の湿度が高くなりやすいのが特徴です。

また長期の連泊によって部屋の清掃が不十分となり、蓄積された汚れなどからカビにつながる可能性があります。

宿泊者の体臭や身につけている香水

喫煙者の場合と同様、体臭の気になる方や、香りの強い香水を吹きかけている方が宿泊した場合、ホテルの部屋に宿泊者の匂いが残ってしまうかもしれません。

また宿泊者が部屋の中でお香やアロマを使用し、その匂いが残っていたというケースも。

自分にとってはいい匂いでも、次に宿泊する人にとってもいい匂いであるとは限らず、「部屋から変な匂いがする」というクレームにつながる可能性があるので注意が必要です。

食べ物やお酒などの持ち込み物

ホテルの部屋に持ち込まれたアルコールや食品から発する匂いが残ってしまっているケースもあります。

空容器だけでなく、食べ残し・飲み残しがある場合は腐敗臭に変化する可能性も高いでしょう。

特に長期連泊で部屋の片付けを行えない場合に起こりやすいトラブルとして対応が求められます。

タバコをはじめとする匂い対策におすすめの手法

タバコをはじめとする匂い対策におすすめの手法

ホテル・旅館の部屋にタバコやカビの匂いを残さないためには、日々の清掃や匂い対策が重要となります。

ここからは、部屋の匂い予防として活用できるおすすめ手法をチェックしていきましょう。

換気・清掃は短時間でも行いやすい

食べ残しなどが原因で一時的に部屋が匂っているだけであれば、換気によって匂いを消すことが可能です。

ドアと窓を開放したり、換気扇を使用したりすることで、スピーディーに匂い対策を行えます。

またカビが発生してしまっている場合は、該当箇所の清掃を行い、匂いの元となるカビ菌を取り除きましょう。

消臭スプレー・脱臭機などの活用

換気だけでは匂いが消えないという場合は、消臭スプレーや脱臭機などを活用するのがおすすめです。

匂いが付着している布製品には消臭スプレー、空気中の匂いには脱臭機が効果的です。

ただし、消臭スプレーや脱臭機による匂い消しはあくまで一時的なものであり、匂いの種類によっては根本原因を取り除けないケースがあります。

特に、前の宿泊者がチェックアウトしてから次の宿泊者がチェックインするまでの時間が短い場合、思うように匂いを消せないことがあるので注意が必要です。

空間除菌剤の導入

消臭スプレーや脱臭機で対応できない匂いには、空間除菌剤を試してみると良いでしょう。

空間除菌剤にもスプレー型や起き型など様々な種類がありますが、ホテル・旅館での利用ならタブレット型の空間除菌剤「AC plus」がおすすめです。

AC plusはエアコンのフィルター部分に設置して使用する空間除菌剤で、エアコンの送風とともに除菌成分を散布する仕組みとなっています。

1度の取り付けで約2か月間効果が持続し、清掃時に限らず24時間体制で部屋の消臭を行えるのが特徴。

またAC plusに使われている“安定化二酸化塩素”は無味・無臭・無色で人体への害もなく、ホテル・旅館でも安心して使用できる成分となっています。

喫煙などによる匂いの除去をはじめ、ウイルス対策や防カビ効果も期待できるため、コロナ禍における感染対策としてもおすすめです。

全面禁煙に切り替え、喫煙室を設置する

匂いトラブルだけでなく、火災や受動喫煙を含めた全てのリスクを防ぎたい場合は、喫煙ルームをなくし、館内を全面禁煙にする方法が最も確実です。

部屋を全て禁煙ルームにする代わりに、ホテルの外やロビーなどに喫煙室を設置するといった形で、喫煙者への配慮を行うと良いでしょう。

まとめ

  • 一部客室での喫煙を認めている場合、タバコの匂いに対するクレームや火災・受動喫煙の問題などが考えられる
  • 喫煙による匂いだけでなく、体臭や香水、またカビなどを原因とする匂いにも対策が必要
  • ホテルの部屋の消臭方法としては、換気や清掃の他、空間除菌剤の導入などもおすすめ

換気や清掃といった基本的な対策に加え、脱臭機や空間除菌剤を用いることで部屋の匂いを防げる場合があります。

喫煙している方もそうでない方も、双方にとってストレスのない空間づくりを目指してみてくださいね。

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