お部屋で焼肉や鍋など煙や匂いが出る食事をした後に匂いを消すには?

部屋で鍋・焼肉をしたときに匂いを残さないためのおすすめ消臭対策を紹介

・公開日:2021.11.10最終更新日:2021.11.10

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鍋や焼肉などの料理を楽しんだあとは、部屋に匂いを残さないようしっかりと消臭を行うことが大切です。

この記事では、部屋に匂いが残りやすい料理の例と、匂いを残さないための消臭方法を解説しています。

あらかじめ実施できる匂い対策の方法も紹介しているので、自宅で鍋パーティーや焼肉パーティーを開こうとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

鍋・焼肉をしたあとの匂いは部屋に残りやすい

鍋・焼肉をしたあとの匂いは部屋に残りやすい

まずは、特に匂いが残りやすい料理の例と、部屋の匂いを放置した場合に想定されるトラブルについて詳しく見ていきましょう。

匂いが残りやすい料理の種類

部屋の中に匂いが残りやすい料理の一例として、以下のようなものが挙げられます。

  • 鍋(キムチ鍋・カレー鍋・すきやきなど)
  • 焼肉・焼魚
  • カレーライス など

これらは、部屋に入った瞬間に「今日はキムチ鍋だ」「カレーの匂いがする」と分かる程度には料理自体の匂いが強いメニューと言えます。

また料理そのものの匂いではありませんが、天ぷらやから揚げ・フライなどを調理したあとに残る油の匂いが気になるという方も多いでしょう。

その他、鍋や焼肉をする際に出た生ゴミが悪臭の原因となるケースも少なくありません。

賃貸アパート・マンションの場合は退去時の費用に影響する可能性も

鍋や焼肉の匂いは通常2~3日で気にならなくなりますが、頻繫に匂いの強い料理を作っている場合は、衣類や布製品(カーテン・ソファなど)に匂いが染み付いてしまうことがあります。

また部屋の壁や床にまで匂いが染み付いてしまうと、簡単には部屋の匂いを取り除くことができなくなります。

住まいがアパートやマンションなどの賃貸物件の場合、退去時に高額なハウスクリーニング費用が発生する可能性も出てくるでしょう。

1回1回は大した匂いでなくても、積み重なれば近隣を巻き込む悪臭となっていくため、鍋や焼肉をする際はしっかりと匂い対策を実施することをおすすめします。

鍋をしたあとの匂いを部屋に残さないためのポイント

鍋をしたあとの匂いを部屋に残さないためのポイント

ここからは、鍋や焼肉などの匂いが出る料理をする際に意識したい、基本的な匂い対策を紹介していきます。

換気を徹底する

鍋や焼肉をする際に必ず行うべき匂い対策は、部屋の換気です。

換気は匂い対策における基本中の基本とも言うべき手段で、費用も手間もかからない最も簡単な方法でもあります。

部屋の換気を行う際は、外に通じるドアや窓を最低でも2か所以上開け、空気の通り道を作るようにしてください。

また近くに換気扇がある場合は合わせて活用すると効率的です。

食事後の換気はもちろん、可能な範囲で食事中も換気を行うようにすると、より効果的に鍋や焼肉などの料理の匂いを外に追い出すことができるでしょう。

扇風機を回して空気を外に送る

前項の換気にも通じる方法ですが、扇風機やサーキュレーターを回して空気を送るという対策もおすすめです。

扇風機やサーキュレーターを回す際は、部屋の内側から外側(ドア・窓の方向)に向かって風が流れるように配置するのがポイントです。

風が弱い日などは窓を開けても思うように換気されないケースがあるので、扇風機やサーキュレーターで風を作り、空気の流れを作ってあげると良いでしょう。

壁・床などの拭き掃除

壁・床・天井などに鍋や焼肉の匂いが染み付いてしまっている場合は、重曹を活用した拭き掃除が効果的です。

重曹による拭き掃除の手順は以下の通り。

  1. 水100mlに対して小さじ1杯の重曹を入れてよく溶かし、重曹水を作る
  2. 雑巾やタオルを重曹水に浸し、固く絞ってから匂いが気になる部分を拭く
  3. 乾燥するのを待ち、再度拭くという工程を数回程度くり返す

重曹はアルカリ性であるため、酸化した油汚れに対して化学反応を起こし、分解する性質を持っています。

この作用を活用することで、素早く油汚れ・匂いを除去できるという仕組みです。

ただし、アルミ製品や天然素材(木材・畳など)は水分を含むことで状態が悪くなる可能性があるため、壁や床の材質を確認したうえで掃除するようにしてください。

布製品の洗濯・消臭スプレーの活用

鍋料理や焼肉などは食卓を囲んで食べることが多いため、キッチンだけでなくダイニング・リビングまで匂いが広がるケースも少なくありません。

こういった場合には、ダイニング・リビングに置いてある衣類や布製品に対しても消臭が必要となります。

洗濯機にかけられるものは調理後すぐに洗い、ソファなど水洗いできないものについては、壁や床の場合と同じく重曹水で拭き掃除を行うのがおすすめです。

また消臭スプレーを用いる場合は、消臭機能に特化した商品を利用するようにしましょう。

芳香剤としての機能がメインとなっている商品を利用すると、思うように消臭できない可能性があります。

事前にできる消臭方法もチェック

事前にできる消臭方法もチェック

換気や掃除といった食後の対策だけでなく、調理前にも匂い対策を行うことで、より効果的な消臭が可能です。

最後に、鍋や焼肉をはじめる前に実施できるおすすめの消臭方法・アイテムを紹介していきます。

衣類や小物は別の部屋に移動させておく

鍋や焼肉をしたあとで部屋に匂いが残ってしまう原因として、布製品への匂い移りが挙げられます。

そのため、衣類や小物類などはあらかじめ別の部屋に移動させておくのがおすすめです。

またソファなどすぐに動かせない家具については、新聞紙やレジャーシートなどでカバーをかけておくだけでも、ある程度の匂い移りを防ぐことができるでしょう。

空気清浄機・空間除菌剤を設置する

空気清浄機や脱臭機、また空間除菌剤を活用した消臭も効果的です。

アイテム 使い方・効果
脱臭機 炭・オゾンなどによって空気中の匂いを除去する家電製品。成分によって得意とする匂い・苦手とする匂いがあるため、部屋にこもる匂いに合わせた商品選びが必要です。
空気
清浄機
フィルター吸着によって空気中のホコリ・花粉などを除去する家電製品。消臭効果はやや劣るため、脱臭機などと組み合わせて使用するのがおすすめです。
空間
除菌剤
除菌成分を散布することで空気中のニオイ菌・雑菌を分解・除菌するアイテム。ニオイの元を根本から取り除くことで、高い消臭効果を期待できます。最近では人体に害のない成分「安定化二酸化塩素」を使用した商品が人気です。

まとめ

  • 部屋で鍋や焼肉をしたあとの匂いをそのままにしておくと、簡単な掃除では取り除けなくなるので注意が必要
  • 調理中・食後はしっかりと部屋を換気し、必要に応じて掃除や洗濯も行うと効果的に消臭できる
  • 日常的に空気清浄機や空間除菌剤などを活用することで、部屋を快適な状態に維持できるのでおすすめ

鍋や焼肉といった匂いの強い料理をしたあとは、どうしても部屋の中に匂いが残ってしまいます。

匂いが染み付いてしまうことがないよう、消臭に役立つアイテム・家電の設置や、換気・掃除・洗濯などの対策を徹底していきましょう。

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