歯周病・口臭対策に効果あり?安定化二酸化塩素を使った口腔ケア

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歯周病・口臭対策に効果あり?安定化二酸化塩素を使った口腔ケア

・公開日:2021.08.17最終更新日:2022.03.07

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歯周病や口臭の原因となる細菌の除去には、安定化二酸化塩素の活用が効果的です。

この記事では、歯周病や口臭の原因と経過、また安定化二酸化塩素を使用した口腔ケアの方法を解説しています。

同じく口腔ケアに使われる次亜塩素酸水との違いなどもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。

歯周病や口臭が発生する原因は?

歯周病や口臭が発生する原因は?

まずは、歯周病や口臭の原因と経過について詳しく見ていきましょう。

歯周病・口臭の原因

歯肉炎・歯周炎を含む歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌にあります。

口内には普段から400~700種類の細菌が生息しており、ブラッシングが不十分な場合や、砂糖を過剰に摂取した場合などに、ネバネバした物質を発生させて歯の表面に付着します。

この付着した物質を歯垢といい、歯垢に含まれる細菌が毒素を出すことで歯周病を引き起こすのです。

また歯垢は歯周病だけでなく、歯石や虫歯などの原因にもなります。

そして歯石や虫歯が悪化することで、口臭にも悪影響を及ぼすという連鎖が起きてしまうのです。

この他、喫煙・ストレス・運動不足・食習慣・睡眠不足といった間接的な原因が歯周病や口臭につながっているケースもあります。

歯周病や口臭をそのままにするとどうなる?

歯周病は歯垢の中の細菌によって炎症を起こす病気で、放置すると歯を支える骨を溶かしたり、最悪の場合は歯を失ったりする原因にもなります。

また歯石の状態に変化してしまうとブラッシングでは取り除くことができなくなるため、歯科医院への相談・受診が必要です。

口臭についても同様で、口臭がきつい=歯周病や虫歯の可能性があるということになるので、早めの治療が求められるでしょう。

歯周病予防やオーラルケアには安定化二酸化塩素がおすすめ

歯周病予防やオーラルケアには安定化二酸化塩素がおすすめ

歯周病や口臭、虫歯を予防するには、普段から歯垢をしっかり除去して口腔内を清潔に保つことが大切です。

続いて、口腔内のケアに効果的と言われる「安定化二酸化塩素」の特徴について詳しく見ていきましょう。

日本・海外でも話題!安定化二酸化塩素の効果

安定化二酸化塩素とは、二酸化塩素ガス(気体)をアルカリ性の水溶液に溶け込ませ、安定的に二酸化塩素を放出できるように調整した物質のことです。

二酸化塩素は細菌・ウイルスの表面にある細胞膜に対して酸化作用を起こし、細菌・ウイルスの構造を変質・不活化させる性質を持っています。

これは口腔内の雑菌に対しても同様のため、うがい薬やマウスウォッシュ、歯磨き粉の代用として安定化二酸化塩素を利用する方も少なくないようです。

強力な殺菌効果を持つ二酸化塩素ですが、これまでは気体の長期保存が難しい点や、気体を発生させる装置が必要となる点から汎用化が難しいとされてきました。

しかし溶液化の技術によってこれらのデメリットが解消され、現在では様々な除菌・消臭グッズに導入される注目の成分となっています。

安定化二酸化塩素は日本ではまだ雑貨という扱いですが、海外ではすでに安全性が認められ医薬品としても流通しており、今後日本でも認可が下りることが期待されています。

次亜塩素酸水との違い

塩素系消毒剤の「次亜塩素酸水」も、歯周病や口臭予防に効果を期待できる成分の1つです。

次亜塩素酸水はすでに医薬品として認可されている商品もあり、歯科医院で実際に商品を取り扱っているケースも珍しくありません。

しかし、安定化二酸化塩素と比較すると、次亜塩素酸水よりも安定化二酸化塩素の方が優れている点がいくつかあります。

まず、安定化二酸化塩素は次亜塩素酸水よりも約2.6倍の殺菌力を持ち、反応速度も約3倍と言われています。

これは、次亜塩素酸水が細胞内の原形質に作用するのに対し、安定化二酸化塩素は細胞の表面にある細胞膜へ作用することが理由です。

また次亜塩素酸水は酸性の環境下でのみ効果を発揮しますが、安定化二酸化塩素は酸性・中性・アルカリ性のどの環境下であっても同じように効果を得られることが分かっています。

その他、安定化二酸化塩素は次亜塩素酸水にはない消臭効果もあることから、歯周病だけでなく口臭にも効果を期待できるといった点もメリットと言えるでしょう。

安定化二酸化塩素を使った口腔内のリセット・殺菌の方法

安定化二酸化塩素を使った口腔内のリセット・殺菌の方法

安定化二酸化塩素を使用して歯周病・口臭予防を行う場合は、原液を購入して自分で希釈する方法と、うがい薬用につくられた既製品を購入する方法があります。

ここからは、安定化二酸化塩素を使った口腔ケアの方法について詳しく見ていきましょう。

原液を使用する場合

安定化二酸化塩素の原液はインターネット通販などで手軽に購入することができます。

ただし、本来安定化二酸化塩素は口内・体内に取り込むためのものではないため、うがい薬としても利用可能と明記されている商品から選ぶようにしましょう。

実際に安定化二酸化塩素をうがい薬に利用している人の口コミやレビューを参考にしてみるのもおすすめです。

また、安定化二酸化塩素は濃度を調整することで、歯周病予防以外にも様々なシーンで活用できるようになります。

安定化二酸化塩素の濃度別の主な活用シーンは以下の通り。

濃度 使用場所
5ppm お風呂・車・その他家庭内の除菌、観賞魚ウイルス予防
10ppm カビ除去、おしぼり除菌、脱臭、加湿器、手指消毒
50ppm 犬小屋・飼育室の除菌、脱臭
100ppm 通常脱臭、清掃
590ppm 強力除菌、トイレの脱臭、清掃
1,000ppm 強力脱臭(ごみ処理場など業務利用)

このように、歯周病や口臭のケアはもちろん、モノに付着した雑菌の除去やカビ対策、部屋の消臭などにも効果を期待できるのが安定化二酸化塩素の魅力です。

マウスウォッシュなどの既製品を使用する場合

一部の歯科医院では、安定化二酸化塩素を主成分とするマウスウォッシュ・うがい薬が販売されているようです。

こちらは市販品ではないため、歯科医院への通院が必要となりますが、気になる方はお近くの歯科医院へ問い合わせてみると良いでしょう。

正しくケアして口腔内をリフレッシュ!

正しくケアして口腔内をリフレッシュ!

  • 歯周病や口臭の原因は、歯の表面に蓄積された歯垢(プラーク)から放出される毒素
  • 歯周病や口臭の予防として、強力な殺菌効果と安全性を兼ね備えた安定化二酸化塩素がおすすめ
  • 安定化二酸化塩素の原液を購入する場合は、用途に合わせてしっかりと希釈を行うことが大切

安定化二酸化塩素をうがい薬として利用することで、歯周病や口臭の原因となる雑菌を除去し、清潔な口腔内を保つ効果が期待できます。

正しい利用方法・濃度を守ったうえで、安定化二酸化塩素による口腔ケアを試してみてはいかがでしょうか。

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